2016-12-03

響きに包まれて

弊社主催で行ったヴォーカル・アンサンブル「エウレカ」の第1回コンサート、大盛況のうちに終わりました。エウレカは、4人の素晴らしいソプラノ歌手の新ユニット。チケットが公演2か月前に完売するほどの人気で、12月に追加公演を予定しています(なんとこちらも完売)。
前半は、カルテット・フィオーリ(弦楽四重奏)の伴奏で、ペルゴレージ作曲「スターバト・マーテル」を。4本の弦とはとても思えない、オーケストラのような合奏でした。ソロもアンサンブルも輝くような歌声で、聴衆を魅了していました。

後半はドビュッシーの弦楽四重奏曲第1楽章と、オルガン伴奏でフランスの重唱曲。特に、プーランクの宗教作品が取り上げられ、独特のハーモニーに会場全体が陶然となりました。近江楽堂いっぱいに響く声と音に、からだが包まれるような時間でした。写真は、楽しいアンコール曲のもよう。

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