2018-08-20

チェロを弾きながら歌うソプラノさん!

急遽企画したソプラノ齊藤純子さんのサロンコンサート、お客様のあたたかい拍手に迎えられて、無事終了しました。今回は、ヴァイオリンの佐佐木實さんと一緒に、純子さんが【チェロで通奏低音弾きながら歌う】バロックをメインで! まさかのマタイ受難曲のアリアErbarme dich、素晴らしかったです。アンコールには、ハバネラを弾きながら歌ってくれました。弦楽器の弓を持って凄むカルメンなんて、この世でただ一人です(笑)。面白すぎて、もはや誇らしい! 大好きな人たちと一緒に音楽ができる楽しさは、何物にも代えられないです。本当にありがとうございました。

2018-08-19

静岡で仲良しの伴奏

静岡で、学生時代からの仲良しであるソプラノ板倉歌奈子さんと演奏。メンデルスゾーン『エリア』のアリア(大好き!)と、彼女の吹くトランペットの伴奏。清らかな声で、素晴らしかったです。

この日は歌奈子さん&お母様の門下生の歌の発表会でした。次々と生徒さんたち伴奏をする彼女のピアノが、ものすごく素敵でした。バックコーラスをやさしく歌いながら、生徒さんの歌に寄り添って弾いている姿が、まるで風のように爽やかで、とても美しかったです。

2018-08-06

芹沢文子先生メモリアルコンサート

「芹沢文子先生メモリアルコンサート」無事終了。満席のお客様に御礼申し上げます。出演者92人+スタッフ8人=100人が作り上げた、天国のような空間でした。ご協力くださった方全員に、感謝の気持ちでいっぱいです。

生前ソプラノ歌手として、教育者として活躍された芹沢文子先生は、ソプラノ駒井ゆり子さんの恩師です。今回は駒井さんの呼びかけに応えて、芹沢先生門下の声楽家と、企画に賛同してくださったプロの演奏家、そして合唱愛好家の皆さんが集ってくださいました。フランス音楽を専門とされた芹沢先生を偲んで、プログラムはドビュッシーとフォーレの宗教曲。フォーレ「レクイエム」のソプラノ・ソロは、芹沢先生の愛弟子、野田ヒロ子さんが歌ってくださいました。真に心のこもった「ピエ・イエズ」に、客席も舞台も涙をこぼす人でいっぱいでした。

この大きな企画を、本番まで、情熱と根気を持って成し遂げたマエストロ駒井さんに、拍手! 合唱団の半年にわたるお稽古に、伴奏者として参加しておりましたが、毎回本当に楽しい時間でした。これだけ大勢の方に助けていただいて、私自身、人生の道程をひとつ前に進んだような気がしています。ありがとうございました。