2015-05-13

王子ホール初の銃撃戦

5月9日、マキナ・アンド・カンパニー公演「青春のダンス&スクリーンミュージックvol.3」無事終了いたしました。満席のお客様にお迎えいただきまして、感謝でいっぱいです。どうもありがとうございました。「ムーン・リバー」や「ひまわり」など、映画音楽の名曲中の名曲から、「セレソローサ」や「マンボNo.5」などのラテン曲まで、演奏いたしました。

今回の目玉曲は「シェーン」。曲が始まる前に、馬が嘶き(パーカッション荻原さんのトランペット!)、銃声が飛んで、悪漢が倒れました。左の写真は、悪漢役のチェロ・海老澤さんが打たれたところ。この後、ぱったりと倒れました。名演技に拍手喝采。舞台の上でこんなことが行われたのは、王子ホール始まって以来初めてだそうで、マキナ・アンド・カンパニー、歴史に名を残しました(笑)。ふっふっふ。



コンサート後半には、クイズコーナーを設けました。演奏を始めた途端にお客様の手が上がったり、逆になかなか正解が出なかったり。会場内が笑い声にあふれました。メロディーは聞き知っているけれど、いざ曲名と言われると、出てこないものですね。正解が出るたびに「あー」とため息が湧いていました。
クイズ曲のひとつ、映画「現金に手を出すな」の「グリスビーのテーマ」を演奏した際には、ヴァイオリン・池澤さんがギャングに扮して煙草をくわえながらソロを披露(右の写真)。キマってました!

ソプラノ・駒井さんには、「ケ・セラ・セラ」「Too young」「踊り明かそう」、そして毎回リクエストが寄せられる「慕情」を歌っていただきました。圧巻の歌声に、うっとりです。
アンコールは、フラッシュモブ風に。舞台上に1人残ったヴァイオリン・谷口さんが弾き始めると、みんなが少しずつ楽器を持って、ハーモニーを加えていく・・という演出だったのですが、谷口さんが本当に「取り残されている」と思ったお客様もいらしたようです(笑)。

終演後にいただいたお客様の感想を少しご紹介いたします。「最初にヴァイオリンの音が響いたと同時にすっかり全身がリラックスしてしまいました。心地よく過ごしました。」「懐かしい名曲の数々、映画もリアルタイムでほとんど観ていました。とても素敵なコンサートで、来場された方々もみなさん満足されて、家路をたどられたことでしょう!」


「懐かしい音楽を堪能して帰ってきました。回を重ねるごとに良い楽団に成長してますね! みなさん本当に楽しく演奏され、我々も楽しませてもらっています。」「昨日は本当に楽しませて頂きました。曲当てクイズも大いに盛り上がりましたね。」「弦のアンサンブルがすばらしい響きでした。パーカッションが弦楽アンサンブルによく馴染んでいて良かったです。西田さんのフルートはいつもながら素晴らしかった!」