2013-05-31

フランス歌曲っておもしろい。

5月19日、「フランス歌曲こんなにおもしろくていいかしら!?」と題したコンサートをカワイ表参道パウゼにて行いました。今回はソプラノ駒井ゆり子さんのCD「ポエジー」発売記念コンサート。一般の方にはちょっと馴染みの薄い「フランス歌曲」をぜひお楽しみいただきたいと思い、「ちょっとの解説でとっても楽しい」演奏会を目指しました。
詩の世界をお楽しみいただけるように、ほとんどの曲に駒井さん訳の字幕つき。(後ろの席で見えにくかった方、ごめんなさい!)詩人や作曲家の紹介、歌の内容の説明も、たっぷり。駒井さんの軽妙なおしゃべりで、みなさん大いに笑っていらっしゃいました。

前半は近現代の作曲家を時代順にご紹介。後半は今年没後50年のプーランク特集。色々な小道具も飛び出しました。プーランクのおしゃれさ、茶目っ気やウィットを、存分にお楽しみいただけたのではと思います。
 
八面六臂の大活躍だった駒井さん、難局揃いのプログラムにもかかわらず素晴らしいピアノを弾いてくださった岩撫さん、会場を沸かせてくださったゲストのTakashiさん、CDジャケットから今回のチラシ・プログラムまでデザインをしてくださった中川さん、演奏会を支えてくださったすべての方々に感謝を申し上げます。

終演後にお客様からいただきましたコメントを、一部ご紹介させていただきます。

「駒井さんの歌声にどんどん引きこまれました。美しいけれど、どこか危うげで、儚く繊細に絡まり合った感情の世界を十分に堪能させていただきました。」
「全然聞いたことのない曲ばかりだったのですが、やはり、知ると途端に面白くなりますね!」
「歌詞を見せたり、音楽の理論の説明があったり、作曲者のお顔がみえたり、なんてホスピタリティのある演出でしょう。岩撫さんが、関係する旋律をさらりと聞かせてくださったときには、いっぱい拍手してしまいました。」
「専門的でしたが、駒井さんの歌い方から、それぞれの詩の内容が、心に伝わりました。」
「 大変わかりやすく、ユーモアいっぱいで楽しく進行したのはとてもよかったです。」


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