6月7日、つくばにある農業生物資源研究所を見学させていただきました。広い敷地内に、いろいろな畑や興味深い施設がたくさん。ガラス張りの温室の中にに白衣の研究者を見つけると、「おお、かっこいい!」と思ってしまう、ミーハーな私。天井までずらりと種が並んだ「ジーンバンクは、まるでSF映画のようで、大興奮してしまいました。
ちょうどこの日は、組換えトウモロコシ&ダイズの実験圃場の種まきの日。朝からお邪魔して、作業を拝見しました。そもそも「農作業」というものをほどんど見たことがない私は、技術員さんたちの落ち着いた動きを、思わず凝視。カビと戦い、カラスや小動物と戦い、植物の病気と戦う・・・農作業は地道で大変なのだなあと、純粋に思いました。
組換え作物のメリットのひとつは、「使う農薬が減らせることですが、私はこの日まで、実際に農薬のにおいすら嗅いだことがなかったことに気づきました。百聞は一見にしかず。作物を育てるのに、どれだけの努力が払われているのか、垣間見る思いでした。私が拝見したのは、長い道のりのほんの一コマでしたが、ただ議論するだけでなく、現場を見ることの大事さを痛感しました。
技術員さんに「一番大変な作業は?」と尋ねたら、「ないなぁ」と明るい笑顔で答えてくださいました。「まあ、種まきと収穫が、醍醐味だな」とのこと。一番良いところを見せていただいて、ありがとうございました!
2011-06-13
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