10月6日、世田谷区赤堤にある六所神社で行われた「六所の森クラシックコンサート」に出演させていただきました。ヴァイオリニストの池澤卓朗くん率いるアンサンブルで、私にとっては初めて共演させていただく方ばかり。さらに、神社の神楽殿で演奏させていただくのも、コンサート前にお祓いをしていただくのも、蚊取り線香の煙が立ち込める中でピアノを弾くのも初めて! 楽屋で神主さんとお喋りさせていただくのも初めてでした(笑)。とにかく、一日中わくわくしていました。
日没とともに始まったコンサート。前半は弦楽四重奏。あたりが暗くなると気温も下がり、会場のかがり火の温かさが感じられます。後半はコントラバスの小豆畑知加ちゃんと私が参戦して、映画音楽や懐かしいポピュラー音楽、そしてウィンナワルツを演奏しました。最後は、六所の森で演奏する「ウィーンの森の物語」。頬をなでる夜風が心地よく、ワルツのリズムに乗ってふわーっとした気持ちになりました。
アンコールは「ラデツキー行進曲」。そして会場の皆様とご一緒に「上を向いて歩こう」。舞台の上から見ると、430席の椅子は完全に満席。さらに立ち見の方が優に100人はいらっしゃいました。境内を埋め尽くす大勢のお客様の歌声に包まれて、素敵な夜となりました。
主催の「六所の森の会」の皆様には大変親切にしていただいて、会場入りから打ち上げまで、本当に楽しい時間でした。100人を超すボランティアスタッフの方々の細やかな心遣いで成り立っている、あたたかいイベントでした。地域の強いネットワーク力を目の当たりしにて、とても刺激を受けました! 左の写真は、共演者の皆さんと。
2013-10-16
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