2012-12-11

「歌を忘れたカナリヤ」 ご来場ありがとうございました!


12月9日、弊社主催コンサート「歌を忘れたカナリヤ」が無事終わりました。お寒い中、たくさんのお客様にお出かけいただきました。本当にありがとうございました。
今回はこのコンサート・シリーズの最終回。第1回めは舶来の唱歌・季節の唱歌、第2回めのメインは大正期の童謡。今回は、戦後復興期の日本を支えた童謡を多く取り上げました。「とんがり帽子」や「朝はどこから」が始まると、当時を思い出して、涙を流していらっしゃるお客様をいたるところにお見かけし、私も思わず涙をぬぐいました。「日本は歌とともに、焼け野原から立ち直ったのだ」と、戦後の日本を作った先人たちの凄まじい努力に、改めて思いをはせました。 
今年のコンサートは、楽しいサプライズもたくさん。ソプラノ駒井さんの「かくし芸」ピアニカを交えて、「花嫁人形」をタンゴで! 白熱した演奏に拍手喝采でした。また、演奏者のみなさんには、虫やら、汽笛やら、焼き芋屋さんやら、いろいろな音を出していただきました。私はお豆腐屋さんとして参加しました(笑)。 
福島への想いをこめて、加藤邦宏編曲の福島民謡もプログラムに加えました。会津磐梯山の「おはらしょうすけさん」はお客様とご一緒に。素晴らしい合いの手でした! 最後は、みなさまと「夕焼小焼」を歌ってお開きとなりました。幼い日を思い出して、実は舞台の上の私達も、思わずぐっときてしまいました・・。 
公演後にお客様からいただいた感想を少し紹介させていただきます。 
「童謡をあれだけ楽しませてくれる構成、演奏者のレベルの高さ、とても贅沢でした。」「日本の歌をクオリティの高い演奏で聴くというのはとても良いものですね。編曲も素晴らしかったです。」「心に響く歌声と演奏に昔、生前母が歌っていたことを思い出し、感動して泣いてしまいました!「すべて懐かしい曲でした。アットホームな時間でした。福島の民謡、心に沁みました。」
この唱歌・童謡コンサート、「東京以外の場所でも開催してほしい」とリクエストをいただいております。どこへでも飛んでまいりますので、ぜひお声をかけてください!
 

2012-11-12

「22世紀の予言」アニメ上映会!

サイエンスアゴラ2012内でのイベント「22世紀の予言アイデア・コンクール」アニメ上映会、無事終わりました! 入賞した8人の小学生のアイデアをもとに、日大・芸術学部の学生が11本のアニメ作品を作りました。(アニメ作品は、もうすぐインターネット上にアップいたしますので、少々お待ちくださいませ!)

子どもたちの夢を、大学生が様々なスタイルで表現しました。ときに格好よく、ときにかわいらしく、ときにコミカルに・・・。全員がアニメ作り初挑戦でしたが、各作品のテイストがまったく違って、本当に驚きました。

また今回は、作文のアイデアから、日大・理工学部の学生たちが技術モデルを作ってみるという試みも紹介され、科学の未来への期待が膨らみました。上映会の最後に、日大・理工学部の青木先生がおっしゃっていらっしゃいました。「きっかけ」や「興味・感心」を作るのは芸術系の仕事、それを実際の形にするのは理工系の仕事。どちらもとても大事なのだと。

これからの未来を見据える子どもたちの目も、大学生の目も、明るく輝いていました。科学の力で、100年後はこうだったらいいなあ! と、改めて楽しく想像する時間でした。

春から約半年間、プロジェクト・マネジメントをさせていただいた「22世紀の予言」アイデア・コンクール。今回も多くの方々にお世話になりました。心より感謝申し上げます。

写真は上映会の前に、必死になって打ち合わせをしている私。知らないうちに、学生さんが撮ってくれました。一生懸命このプロジェクトを盛り上げてくれたみんな、どうもありがとう!

2012-10-14

ほのぼのコンサート+牛久大仏

10月10日、牛久の井上内科クリニックさんで「ほのぼのコンサート」が行われました。今年は、ソプラノの駒井ゆり子さんと、チェロの清水彩智さんと一緒に行ってまいりました。気持ちのよい晴天にめぐまれ、クリニックのロビーいっぱいにお客様が集まってくださいました。

軽く体をほぐした後、「紅葉」、「冬景色」、「浜辺の歌」・・・など、今年もみなさんにたくさん歌っていただきました! 篠笛で「赤とんぼ」を吹いてくださるお客様がいらしたり、チェロのソロがあったり、駒井さんのフランス語発音指導があったり、内容も盛りだくさん。

「歌は身体にいいですよ!」と熱弁する私(写真左)。少し頬を上気させてお帰りになるお客様のお姿を眺めながら、やっぱり歌はからだにいい・・・と確信しておりました。

終演後、院長先生・スタッフのみなさんと(写真右)。みなさんの明るい笑顔がとても素敵でした。井上内科クリニックさんは、今年増築されて、ますます地域に愛されるクリニックとして、生活習慣病の予防と治療に取り組んでいらっしゃいます。そうそう、このコンサートには、大学院時代の研究室同僚である須田さんも、お子さんと一緒にいらしてくださいました。

そしてこの日の朝。クリニックを経営する井上さんにご案内いただき、牛久大仏を拝観してきました! 出演者3人で、「秋の遠足」のように大はしゃぎ(笑)。私は筑波大に9年も在籍していながら、一度も訪れたことがなかったのです。青空にそびえる世界一の大きさに、びっくりしました!

2012-10-04

「22世紀の予言」最終審査会 無事終了

「22世紀の予言アイデア・コンクール」最終審査会、無事終わりました! 入賞した8人の小学生のプレゼンテーション(9:30頃~です)、ぜひご覧ください。こういう子供たちがいるなら、日本の未来は明るい! と思いました。勇気をもらいました。


2012-09-25

22世紀の予言 最終審査会はもうすぐ

プロジェクト・マネージャーをつとめさせていただいております、日本大学芸術学部主催・第2回「22世紀の予言アイデアコンクール」。

今回も面白いアイデアが集まりまして、入賞者8名が決まりました!
http://22dreamkids.jp/kekka.html

9月29日(土)は、日芸・江古田キャンパスで最終審査会です! 8人の小学生のプレゼンテーションが今から楽しみです。ご興味のある方は、ぜひおいでくださいませ! (詳細は下記URLから)

2012-09-08

「金髪のジェニー」再演 ご来場ありがとうございました

9月1日、弊社主催コンサート「金髪のジェニー」の再演へご来場くださいましたみなさま、本当にありがとうございました。毎度毎度の、雨模様で申し訳ございません。毎回、司会のマイクで「お足元が悪い中・・・」と申し上げておりまして、もはや私は、小学生のお客様に「雨女の人だ~!」と指差されるようになりました。

あいにくのお天気でしたが、今回も満員のお客様においでいただき、感激いたしました。6月と同じ会場・同じメンバー・同じ曲目にも関わらず、再度足を運んでくださった方々もいらっしゃいました。

終演後にお客様からいただきました感想を、一部ご紹介させていただきます。「最高に幸せな時間を過ごすことができました。多感な青春時代を過ごした時代と、オーバーラップし、大感激でした。」「とても温かみのあるコンサートで、涙が流れました。こんな素晴らしいコンサートを気軽に拝聴出来るなんて、本当に幸せです。」「心を揺さぶられる演奏会でした。皆さんが、生き生きと演奏されていたことが印象的でした。」

 

2012-08-28

第2回「22世紀の予言」ご応募ありがとうございました!

日本大学芸術学部主催で行われています、第2回「22世紀の予言アイデアコンクール」。今年は、全国の小学生から433通ものご応募をいただきました!

ただいま、厳選な審査を行っております。楽しい作文がいっぱいです。読んでいると、なんだかわくわくします。

募集要項の配布などでご協力をいただきました方々に、心から御礼申し上げます。ありがとうございました。

2012-07-29

一歩を踏み出す若者たち

7月28日、アントレプレナーシップ論講座の最終発表会に、特別審査員としてお招きいただきました。大学生・大学院生が、ビジネスを考えながら「自分から一歩踏み出す勇気」を学ぶ講座です。発表会では、どのチームのプレゼンも、楽しくて刺激的でした。事業案はどれも、地に足着いてて、現実的で面白かったです。

 自分の頭でとことん考えること、人と徹底的に話すこと、そして課題を乗り越えるためのチームワークを学んできた受講生の姿は、とても頼もしかったです。
こんなに元気で積極的な若者たちがいるんだから、日本の未来は明るい、と思いました。 「何かやってやろう」というエネルギーに溢れた空間で、気持ち良かったです。

写真は、今回お声をかけてくれた松井彩ちゃん、特別審査員席でお隣に座らせていただいた川原洋先生、会場でご案内をしてくれた清水雅士くんと。みなさま、ありがとうございました。私もがんばります!

2012-07-26

日芸の授業

この4月から、日本大学の芸術学部で非常勤講師をしております。芸術教養課程という新しいカリキュラムで、1年生が取る講義です。内容は、生命科学+ちょこっと生命倫理。前期のみですが、10数回講義をさせていただきました。

芸術を学ぶ学生さんたちにとって、何が面白いのか。これから大学生活を送るみんなに、何を伝えるべきなのか。毎回試行錯誤の連続でしたが、初めて、毎週教壇に立たせていただいて、私自身が本当に多くを学びました。そして、今までお世話になった先生方の有難味をひしひしと感じています。

写真は、最終日に写真学科1年の小松拓也くんが撮ってくれたものです。

2012-06-16

「金髪のジェニー」ご来場ありがとうございました

 6月9日「金髪のジェニー」へご来場くださいましたみなさま、本当にありがとうございました。満員のお客様の前で、素敵な仲間と一緒に楽しい音楽ができるのは、これ以上ない幸せです。

終演後にお客様からいただきました感想を、少しだけご紹介させていただきます。「演奏者がみな楽しそうに演奏していて、こちらも楽しい気持ちになりました。」「『慕情』などのポピュラー曲も、クラシックの歌手が歌うと格調高く心に沁みます。」「アットホームな雰囲気で、あたたかいコンサートでした。」「どれも私たちの体内にしみ込んで居る曲ばかりで、気が付いたら50年~60年前にワープしていました。

9月1日の再演も、今から楽しみです! ぜひ「思い出の一曲」を聴きに、お出かけくださいませ。

2012-06-06

22世紀の予言アイデアコンクール 第2回!

一昨年、たくさんのご応募をいただいた、日本大学芸術学部主催「22世紀の予言アイデアコンクール」。その第2回が行われます! 全国の小学生から、作文を募集します。科学の未来はこうなったらいいな、科学でこんなことができたらいいな、自分が科学者になったらこんなことがしたいな、という、ステキな夢を大募集! 

募集要項などもホームページから見られます。今年の賞品は、おうちがプラネタリウムに早変わりする「ホームスター」!(実は私もほしいのですが・・・)

http://22dreamkids.jp/

私は今回もプロジェクト・マネージャーを担当させていただきます。日芸の元気な学生のみなさんと一緒に、コンクールを盛り上げていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

楽しいアイデアを、お待ちしております! まわりに小学生のお子様がいらっしゃる方は、ぜひお知らせいただけますと幸いです。

2012-05-02

「金髪のジェニー」チケット売り切れました

6月9日弊に行います弊社主催コンサート「金髪のジェニー」のチケット、完売いたしました! どうもありがとうございます。公演まで1か月以上ありますのに、もう売り切れになるとは・・・! 大感激しております。また、大変ありがたいことに、「私も行きたかったのに!」とおっしゃってくださる方がたくさんいらっしゃいますので、現在、再演を計画中です。詳細が決まりましたら、またホームページ等でお知らせさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

2012-03-11

復興への願いをこめて~東北の民謡

福島出身の父・加藤邦宏が、東北への想いをこめて民謡を編曲しました。歌われた土地の写真とともにお聴きいただけますと幸いです。フルート:西田紀子さん、ピアノ:伊藤恵子さんの素晴らしい演奏をお楽しみください。

心安らかな日々が早く戻りますよう、心よりお祈りいたします。

【会津磐梯山】
福島の代表的な民謡。「おはらしょうすけさん~」の囃子言葉が有名です。




【相馬盆踊歌】
福島の相馬地方に伝わる民謡。歌詞は豊作を祈願する内容です。




【斉太郎節】
CMでもおなじみの斉太郎節(さいたらぶし)。松島、石巻、塩竈などの情景が歌われています。

2012-02-21

チャリティー・ガラ・コンサート Vol.2

来月5日に行われるチャリティ・ガラ・コンサート。今をときめく若手オペラ歌手のみなさんがずらり勢揃い。まあ、よく集まったなあ! というぐらい豪華な顔ぶれです。本格的なオペラ・アリアや重唱をたっぷりお楽しみいただけると思います。私は第1回に引き続き司会をさせていただきます。
場所は青砥のかつしかシンフォニーヒルズ。チケットのお申し込みは、オフィスマキナまでご一報いただけると幸いです。ぜひお出かけくださいませ! 

チャリティー・ガラ・コンサート Vol.2
~東日本大震災復興支援・被災地での音楽活動支援企画~
【日時】 2012年3月5日(月) 18時半開演(18時開場)
【場所】 かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホール
 (京成線『青砥駅』より徒歩5分、京成線『立石駅』より徒歩7分)
【料金】 2,000円

2012-02-09

オーダーメイド医療へ向けて

昨年秋から東大医科研公共政策研究分野の武藤研さんと一緒に、患者さん向けのパンフレットの制作に携わっています。文部科学省次世代がん研究戦略推進プロジェクト「がん薬物療法の個別適正化プログラム」という研究の説明資料です。最近、プロジェクトのwebサイトにアップされましたので、ご興味のある方はぜひご覧くださいませ。「各種資料」のページにpdfファイルがございます。ご意見等いただけますと幸いです。

今回のプログラムのリーダーは、理化学研究所の久保充明先生。以前バイオバンク通信の取材でお目にかかって以来、私は久保先生の大ファンです。とってもあたたかいお人柄で、お会いするたびに、「こういう先生が、患者さんのためによりよい医療を目指していらっしゃるのだな」と希望が湧いてきます。

ひとりひとりの患者さんの遺伝子の情報を調べて、その方にあった薬を処方する「オーダーメイド投薬」へ向けて、日々研究が進められています。副作用の少ない、より効果の高い治療法のために、みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

2012-01-01

あけましておめでとうございます

昨年は大変お世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします!世界中に、あたたかい笑顔のあふれる年になりますように。

オフィスマキナの昨年の出来事で、このブログに書いていなかったことをいくつか。

その1:舞台制作をお手伝いさせていただいた「クリスマスレクチャーin Japan 2011」が、クリスマス・イブの午後にEテレ(NHK教育)で放映されました。9月に安田講堂で行われた2つのレクチャーを、1時間にまとめたダイジェスト版でした。全国の方から「見たよ! 面白かったよ!」とたくさんのメールをいただいて、感激でした。写真は、9月の公演終了後、講師のマークと撮ったもの。

その2:理系女子として取材されたインタビューが掲載された本が、実はもう1冊ありました。「好きになったら博士~博士号の使い方WOMAN~(incu-be編集部) です。私自身は、今まであまり強く「理系」を意識してこなかったのですが、昨年は、「世の中の人が『理系女子』をどんなイメージで見ているのか」ちょっと垣間見たような気がしました。

その3:横浜市立小学校でのワークショップのコーディネート、今年度も継続してやらせていただいています。声楽のワークショップでは子どもたちの元気な歌声を聴くのが何よりの楽しみ。ときどき、びっくりするような美しい瞬間に出会います。
ジャズのワークショップでは、子どもたちの突拍子もないアイデアに、いつも爆笑させられます。そしてミュージシャンのみなさんが、そのアイデアを音にして行く様子に、毎回感嘆。わくわくします。今年は大人向けのワークショップ開催も検討中です!