9月18日、今年のクリスマスレクチャーin Japan が無事に行われました。大勢の親子連れの方々においでいただき、本当にありがとうございました。本番中、私は舞台のスクリーン裏に隠れていたのですが、お客様の笑い声がさざなみのように届いてくるのが心地よかったです。ときどき袖から客席を覗いて、子供たちの熱い眼差しに、感激。そして、講師のマークが、なんでもない木材一つで会場を大いに盛り上げる話術に感嘆していました。
今回のテーマは「材料科学」でした。基礎的な化学の話もありましたが、主に紹介されるのは、最先端の話題。準備段階で、ゲストを探し、物を集めながら、今回はつくづく感じました。「身の周りでこんなにお世話になっているものの中にに、科学技術の粋があるんだ」と。特に、繊維・プラスチック・金属など、その研究開発に情熱をささげている方々がいて、たくさんのプロジェクトXがあってこそ、今、私達は快適な生活ができるのだなあ・・・と思いました。そして、日本の技術ってすごいんだな、と。
それから、今年は学生のボランティアスタッフさんが、20人以上参加してくださいました! 東京大学・東京工業大学・ICU・東京理科大学の理系修士の院生さんたちが中心でした。みんなエリートさんたちなので、話がはやい。行動も迅速。おまけに人柄の素敵な方たちばかり。こんな風に「自分で考えて、仲間とともに解決できる」若い学生さんたちが大勢いるんだから、日本は大丈夫だと思いました。
ご協力くださったすべての方々に感謝です。最後まで一滴も水銀をこぼさなかったアシスタントのAndyにも心から感謝(笑)。
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