2009-12-07

吉川隆弘ピアノ・リサイタル

11月29日、サントリーホール小ホールにて、吉川隆弘ピアノ・リサイタルを主催しました。大勢のお客様においでいただき、本当にありがとうございました。

今回は、非常にポピュラーな小品と、技巧的に難しい曲が並んでいるプログラムでした。終演後に回収させていただいたアンケートでは、「パガニーニ変奏曲第二巻」、「ペトルーシュカからの3楽章」、「トロイメライ」が人気でした。
一番前にお子さんたちが座っていて、口をあんぐりと開けて見ていてくださったので、感激しました。確かに、びっくりしますよね。あんなすごいのを目の前で見たら(笑)。
アンコールで山口佳子さんに歌っていただいた武満徹の「小さな空」も大好評でした。帰り道に、思わず口ずさんでおられた方々も。私も、口ずさんで帰りました。

2009-11-08

サイエンスアゴラ2009

10月31日から11月3日までサイエンスアゴラ2009が行われました。日本中からサイエンスコミュニケーションに携わる人たちが集まる「お祭り」です。科学を伝える活動、科学と社会を結ぶ活動が、多種多様に広がっていることを実感できます。今回オフィスマキナでは、初日のオープニングイベントや、最終日の総括セッションなど、本部企画の一部をお手伝いさせていただきました。

実は、起業して最初のお仕事が、このサイエンスアゴラ初年度の企画補助でした。このイベントの面白いところは、とにかく色々な人たちに出逢えること。そして、個人でやっている草の根の取り組みも、国から大きな予算が出ているプロジェクトも、当たり前のように同列に並んで展示しているところが大好きです。今回も、若い研究者、大御所の教授、主婦の実験ボランティア、学校の先生、芸術家…etc、素敵な方々にお会いすることができました。

舞台袖から眺めていて、特に印象に残ったのは、総括セッションの最後に行われた「星つむぎの歌」の大合唱。この歌の「ふるさと」である山梨県立科学館の取り組みが紹介され、県立科学館を中心に集まった老若男女の合唱団が、手話付きで歌ってくださいました。「立ちましょうか」というアゴラ実行委員長の一言に、会場が総立ちとなり、みんなでひとつの歌を共有することができました。(
youtubeにその様子がアップされています

2009-11-02

バラード八王子今昔

オフィスマキナ主催コンサートでもおなじみのソプラノ・山口佳子さん。1日、山口さんの地元・八王子で、彼女のリサイタルが行なわれました。私は、司会としてお手伝いさせていただきました。 「多摩織」(八王子の伝統工芸品)の美しいお着物で登場した山口さん。満席のお客様の前で、まずは日本歌曲を披露。
前半のメインは、今回のために、仙道作三先生が新しく作曲された組曲「バラード八王子今昔」。八王子の文化、歴史、自然が、時代順に綴られた作品です。私は曲間の朗読をさせていただきました。仙道先生は、私にも情熱をこめてご指導くださいました。

いつも軽口の司会ばかりしていますが、今回は日本語の美しさを改めて感じ、言葉を歌のように語る難しさを感じました。 貴重な勉強の機会を与えていただいて、本当に感謝でした。

2009-10-08

小学校WS始まりました


2006年から関わらせていただいている横浜市立小学校へのアーティスト派遣プログラム横浜市芸術文化教育プラットフォーム主催)。今年もいよいよワークショップやコンサートのシーズンが始まりました。今年度オフィスマキナがコーディネートするのは、「ジャズ」の授業が6校、「声楽」が5校です。

今年度担当する最初の学校は、横浜市戸塚区の俣野小学校。4年生のジャズ・ワークショップでした。とても元気なクラスでしたが、バンドの演奏が始まると、みんな一生懸命に聴いていました。最後の発表会では、子どもたちも、音楽の先生もアドリブに参加して、大いに盛り上がりました。

私がコーディネートしているジャズ・ワークショップの講師は、ユキ・アリマサさん。アリマサさんは、素晴らしい音楽家である上に、子どもたちへの接し方も本当に上手です。子どもたちへの絶妙なコメントに、毎回、目からウロコ。そして、1時間目から授業があるときは、朝8時40分ぐらいから、本物のジャズが聴けるという贅沢。アリマサさんの美しいピアノに、私はいつも音楽室の隅で、とろけています。 大人の方は、ぜひ彼のライブへ。

このワークショップでは、各学校に3日ぐらいずつお邪魔します。授業の後は毎回、子どもたちと一緒に、教室で給食をいただきます。これも楽しみの一つ。理科の教科書を見せてもらったり、最近の流行を教えてもらったり。でも、5,6年生ぐらいになると、身長で負けてしまいます。

2009-10-03

ヒヤシンス薄紫に

9月23日、代々木上原のムジカーザで、加藤邦宏作品演奏会6回「ヒヤシンス薄紫に」が行われました。前半は、北原白秋の詩と短歌による歌曲作品を、ソプラノ・駒井ゆり子さんが歌って下さいました。美しい日本語と、表現豊かな駒井さんの歌は圧巻。お客様からは、白秋と俊子の道ならぬ恋の物語に「思わずどきどきした」というコメントもたくさんいただきました。後半は、松村一郎さん(ヴァイオリン)、岡さおりさん(ヴィオラ)、ロバン・デュプイさん(チェロ)、鳥羽亜矢子さん(ピアノ)によって、ピアノ四重奏曲が演奏されました。明るい雰囲気と、素晴らしいアンサンブルに、会場からは大拍手。アンコールは、ピアノ四重奏の迫力ある伴奏で、歌曲「ヒヤシンス薄紫に」が再度歌われました。

2009-10-02

インタビューが掲載されました

9月28日、インタビュー記事が技術評論社のページに掲載されました。

「理系なおねえさんはアリですか?
―内田麻理香が聞いた理系な女性の理系な人生―」
第2回早くもいきなり「理系じゃない」?!
科学と文化のプロデューサー 加藤牧菜


インタビューアーの麻理香さんは、以前からずっとお会いしたかった方で、今回お話させていただいて感激でした。とても素敵な女性でした!

オフィスマキナのブログ開設

オフィスマキナのイベントや、加藤牧菜の活動について、みなさまにご報告するブログを開設しました。セミナーやコンサートの様子など、写真も含めてアップしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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