2012-02-09

オーダーメイド医療へ向けて

昨年秋から東大医科研公共政策研究分野の武藤研さんと一緒に、患者さん向けのパンフレットの制作に携わっています。文部科学省次世代がん研究戦略推進プロジェクト「がん薬物療法の個別適正化プログラム」という研究の説明資料です。最近、プロジェクトのwebサイトにアップされましたので、ご興味のある方はぜひご覧くださいませ。「各種資料」のページにpdfファイルがございます。ご意見等いただけますと幸いです。

今回のプログラムのリーダーは、理化学研究所の久保充明先生。以前バイオバンク通信の取材でお目にかかって以来、私は久保先生の大ファンです。とってもあたたかいお人柄で、お会いするたびに、「こういう先生が、患者さんのためによりよい医療を目指していらっしゃるのだな」と希望が湧いてきます。

ひとりひとりの患者さんの遺伝子の情報を調べて、その方にあった薬を処方する「オーダーメイド投薬」へ向けて、日々研究が進められています。副作用の少ない、より効果の高い治療法のために、みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

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