今回は、道造の周りにいた人々が道造について書いた文章や、詩人自身の手紙を、朗読でご紹介しながら会を進めました。道造や、その恋人アサイのやさしい言葉を聴いて、私は司会をしながら、思わず涙。朗読してくださった福地きょうこさんは「私は家で練習しながらさんざん泣きました」と、こっそり教えてくださいました。
お客様からいただいたコメントをいくつかご紹介します。「いつのまにか詩の世界に入り込こんでしまいました。」「全部で一曲のようでした。音楽が自然に心に染みこんできた気が致します。」「曲は勿論のこと、バック演奏の重厚な響きやステキな朗読に、うっとり聞き入ってしまい、ロマンチックな気分に浸るひとときでした。」
自然を感じ、愛を想い、道造の純粋な言葉の世界を音楽とともに旅した一夜。ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、最終曲の「夢みたものは」を聴きながら、生きていて良かったと、心から思いました。
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