2013-10-16

六所の森クラシックコンサート

10月6日、世田谷区赤堤にある六所神社で行われた「六所の森クラシックコンサート」に出演させていただきました。ヴァイオリニストの池澤卓朗くん率いるアンサンブルで、私にとっては初めて共演させていただく方ばかり。さらに、神社の神楽殿で演奏させていただくのも、コンサート前にお祓いをしていただくのも、蚊取り線香の煙が立ち込める中でピアノを弾くのも初めて! 楽屋で神主さんとお喋りさせていただくのも初めてでした(笑)。とにかく、一日中わくわくしていました。

 日没とともに始まったコンサート。前半は弦楽四重奏。あたりが暗くなると気温も下がり、会場のかがり火の温かさが感じられます。後半はコントラバスの小豆畑知加ちゃんと私が参戦して、映画音楽や懐かしいポピュラー音楽、そしてウィンナワルツを演奏しました。最後は、六所の森で演奏する「ウィーンの森の物語」。頬をなでる夜風が心地よく、ワルツのリズムに乗ってふわーっとした気持ちになりました。
 アンコールは「ラデツキー行進曲」。そして会場の皆様とご一緒に「上を向いて歩こう」。舞台の上から見ると、430席の椅子は完全に満席。さらに立ち見の方が優に100人はいらっしゃいました。境内を埋め尽くす大勢のお客様の歌声に包まれて、素敵な夜となりました。
主催の「六所の森の会」の皆様には大変親切にしていただいて、会場入りから打ち上げまで、本当に楽しい時間でした。100人を超すボランティアスタッフの方々の細やかな心遣いで成り立っている、あたたかいイベントでした。地域の強いネットワーク力を目の当たりしにて、とても刺激を受けました! 左の写真は、共演者の皆さんと。

2013-09-03

第3回チャリティ・ガラ・コンサートの模様

今年の3月に司会をさせていただいた第3回チャリティ・ガラ・コンサートの模様が、シアターテレビジョン(スカパーch.262)で放映されています。9月も繰り返し流れるそうですので、もしよろしければご覧くださいませ。

2013-08-26

夏のコンサート その2 「真夏の夜のリクエストコンサート」

8月18日は「真夏の夜のリクエストコンサート」。日頃のご愛顧に感謝して、お客様のリクエストで曲目を決めました! 私にとって、リクエストコンサートは初の試み。準備段階からわくわくしていました。

というのも、リクエストだけでなく、お客様の思い出や、曲に対する思いが書かれたメールやFAXをたくさんいただいていたからです。こちらからご提案した【候補曲】の数が多かったため、「選べなくて眠れませんでした」とか「昨日一晩考えちゃった」というお声も(笑)。みなさまの貴重なご投票、ありがとうございました。
まず1曲めは「帰れソレントへ」。2台のヴァイオリンの美しい音色が響くと、お客様の笑顔が広がるのが舞台から見えて、感激しました。村津瑠紀さん、荒井友美さんのデュエットは、音が溶け合って本当に素敵でした。

プログラムは、クラシック、映画音楽、ジャズ、ラテン、シャンソン、タンゴ、日本の歌など、色々なジャンルから少しずつ。ちなみにリクエストの第1位は「慕情」でした。こちらはソプラノの駒井ゆり子さんに歌っていただきました。やっぱり何度聴いても、名曲ですね。

タンゴはもちろん、駒井さんの得意技・ピアニカに入っていただいて、熱く盛り上がりました。曲は、リクエストのお声が多かった「真珠取りの歌」と「ラ・クンパルシータ」。プログラムの最後は、池田孝祐さんに加わっていただいてヴァイオリン3本で、ラテンの人気曲「アマポーラ」と「ヴァイヤ・コン・ディオス」を演奏しました。ギターの平井勇一さん、ベースの小豆畑知加さんも大活躍でした! 
下記、お客様からいただいた感想を、少しご紹介させていただきます。
「懐かしい曲ばかりで楽しませて頂きました。Violin のデュエットがよくハモッテいましたね。」「弦の絡み合いは色っぽいですね。客席の雰囲気も良くて、私の隣の席の男性はよく口ずさんでました。」「会場が一体となって音楽を楽しむ雰囲気が素晴らしかった。」「心を和ませていただく素敵なコンサートありがとうございました。若かりし頃の思い出が蘇り、夢心地でした。私のリクエストから5曲、大当たりで嬉しかったです。演奏会をご一緒に作り上げているような楽しさがたくさんありました。」

2013-08-20

夏のコンサート その1 「音楽のおもちゃばこvol.2」

お盆休みの期間に2つコンサートを行いました! 1つめは、0歳から入場OKの親子コンサート「音楽のおもちゃばこ」vol.2。5月の親子コンサートに大変なご好評をいただき、早速第2回を行いました。
まず前半は、客席のみんなと一緒に歌い踊るコンサート。元気な歌声が会場いっぱいに響きました。赤ちゃんを抱っこしたお父様・お母様も声を合わせて歌ってくださいました。

後半は、オペラ「あまんじゃくとうりこひめ」の抜粋版を上演。途中で退屈してしまったらどうしよう・・という心配をよそに、子どもたちはとても真剣に見てくれました。妖怪・あまんじゃくが「どうせオラは悪者だと思われてるもんな~」と拗ねたように独唱するシーンでは、あまんじゃくに同情を寄せるような顔でじっと見つめるお子さんたちが大勢。「せっかくやってるのに、全然わかってもらえないんだよ・・」というつぶやきは、子どもたちの共感を呼ぶのかもしれません。
実はこのオペラ、大人はちょっとほろっとしてしまいます。私はピアノを弾きながら、いつもラストシーンでウルウルしてしまいます(練習を始めたときは、おいおい泣いてしまい、とても弾けませんでした)。今回と同じメンバーで、今年は北区立の小学校で6回公演をさせていただきます! 素晴らしい作品を堪能しながら、大事に演奏させていただきます。毎回泣いちゃうかも・・・ですが(笑)。

子どもたちの笑顔に、夏を乗り切るパワーをもらいました。そして、「歌っていいな」「音楽っていいな」と、心から思える素敵な時間でした。

2013-05-31

フランス歌曲っておもしろい。

5月19日、「フランス歌曲こんなにおもしろくていいかしら!?」と題したコンサートをカワイ表参道パウゼにて行いました。今回はソプラノ駒井ゆり子さんのCD「ポエジー」発売記念コンサート。一般の方にはちょっと馴染みの薄い「フランス歌曲」をぜひお楽しみいただきたいと思い、「ちょっとの解説でとっても楽しい」演奏会を目指しました。
詩の世界をお楽しみいただけるように、ほとんどの曲に駒井さん訳の字幕つき。(後ろの席で見えにくかった方、ごめんなさい!)詩人や作曲家の紹介、歌の内容の説明も、たっぷり。駒井さんの軽妙なおしゃべりで、みなさん大いに笑っていらっしゃいました。

前半は近現代の作曲家を時代順にご紹介。後半は今年没後50年のプーランク特集。色々な小道具も飛び出しました。プーランクのおしゃれさ、茶目っ気やウィットを、存分にお楽しみいただけたのではと思います。
 
八面六臂の大活躍だった駒井さん、難局揃いのプログラムにもかかわらず素晴らしいピアノを弾いてくださった岩撫さん、会場を沸かせてくださったゲストのTakashiさん、CDジャケットから今回のチラシ・プログラムまでデザインをしてくださった中川さん、演奏会を支えてくださったすべての方々に感謝を申し上げます。

終演後にお客様からいただきましたコメントを、一部ご紹介させていただきます。

「駒井さんの歌声にどんどん引きこまれました。美しいけれど、どこか危うげで、儚く繊細に絡まり合った感情の世界を十分に堪能させていただきました。」
「全然聞いたことのない曲ばかりだったのですが、やはり、知ると途端に面白くなりますね!」
「歌詞を見せたり、音楽の理論の説明があったり、作曲者のお顔がみえたり、なんてホスピタリティのある演出でしょう。岩撫さんが、関係する旋律をさらりと聞かせてくださったときには、いっぱい拍手してしまいました。」
「専門的でしたが、駒井さんの歌い方から、それぞれの詩の内容が、心に伝わりました。」
「 大変わかりやすく、ユーモアいっぱいで楽しく進行したのはとてもよかったです。」


2013-05-30

懐かしの映画&ダンス音楽コンサート大盛況!

5月11日、サントリーホールブルーローズが、満席のお客様の熱気に包まれました。コンサート「青春のダンス&スクリーンミュージック」、大好評をいただきました。

今回は7人の弦楽器+フルート+パーカッション+ピアノという豪華な編成で、1950-70代にヒットした映画音楽とダンス音楽をお届けしました。今回私はピアノを弾かせていただき、素晴らしいメンバーと一緒に最高に楽しい時間を過ごさせていただきました。弾いている間、ちらっと客席を見ますと、大勢のお客様がこの上ない笑顔で聴いてくださっていて、なんだか胸がいっぱいになりました。


ゲストにはソプラノの駒井さんをお迎えし、「シェルブールの雨傘」や「慕情」などを歌っていただきました。クラシック歌手の歌うポピュラー曲。上質で豊かな声に、会場がわっと沸きました。


終演後にお客様からいただいた感想を、少しご紹介させていただきます。


「華やかなステージに、軽快なラテン音楽そして、若かりし日に聴いておりました曲に、胸はときめき、ノリノリになりました。」「本当に舞台上の皆さんが楽しそうで、客席も楽しくなりました。」「映画のシーンや当時の自分を思い出しながら聴きました!」「最近聴く事が殆どない名曲が聴けて、映画の場面が思い出され感激でした。」「弦楽器にピアノ、フルート、パーカッション、ソプラノの歌が入りとても綺麗に響きあっていました!!」「クラシックの曲ではないけれど、上質のメンバーが奏でると品の良い素晴らしい音色になるんですね。」

2013-05-15

こどもパワーばんざい!

5月3日、千代田区立内幸町ホールにて「音楽のおもちゃばこ」と題したコンサートを行いました。満席の会場は、元気な親子のお客様でいっぱい! 今回は0歳からOKの公演にしましたので、赤ちゃんを抱っこしたお父様・お母様方も大勢おいでくださいました。

ソプラノ・駒井さんは童謡の天才! お馴染みアンサンブル・アリオンと一緒に楽しい歌をたくさん歌ってくださいました。遊び心いっぱいの歌に、みんなニコニコ。(写真は「犬のおまわりさん」。こねこちゃんが泣いています)

さらにダンサーのAkiさんが加わってくださり、楽しいダンスで大いに盛り上がりました。最後は舞台にたくさんお子さんたちが上がってくださって、「おもちゃのチャチャチャ」。大騒ぎでした。

プログラムには、私の大好きな作曲家・大中恩さんのナンバーがずらり。(もちろん、自分の好みで選曲しています(笑)。) 客席には、お子さんたちだけでなく、親御さんたちの歌声が響いていて、うれしくなってしまいました。私も小さいころ、こんな素敵な歌を与えてもらったのだなあと、しみじみ感謝しながら、明るいこどもパワーにあふれた時間を過ごしました。

2013-03-15

0歳からOKのコンサート!

いよいよ春ですね。5月3日にファミリーコンサートを行うことが、急遽決まりました! 0歳から客席でOK! もしも泣いてしまったり、途中で飽きてしまったら、いつでも出入り自由です。どうぞご家族でおいでくださいませ。
内容は、童謡いっぱいと、ちょびっとクラシック、ちょびっとミュージカル曲、の予定です。情操教育に良いかは、まったくわかりません(笑)。とにかくわいわいやります。お申込みは、オフィスマキナのサイトからお願いできますと幸いです。

おやこ
であそぼう! みんなでうたおう!
「音楽のおもちゃばこ」

2013年5月3日(金・祝)14:00開演(13:30開場)
千代田区立内幸町ホール

【曲目】
犬のおまわりさん、
おもちゃのチャチャチャ、アイスクリームの歌 ほか
*第1部、第2部とも約30分です。

【出演】
うた:駒井ゆり子

アンサンブル・アリオン
 ヴァイオリン:池澤卓朗
 ヴィオラ:石垣澄礼
 チェロ:井上礼子
 コントラバス:小豆畑知加
 ギター:平井勇一
 ピアノ:加藤牧菜

ダンス:AKI

【チケット】
0歳から大人まで、みんな1人500円!(全席自由)

【主催】株式会社Leonessa
【共催】千代田区立内幸町ホール

*イラスト・チラシデザイン:青木祥子(日本大学芸術学部4年生)

2013-03-03

青春の1曲をさがしに!

お待たせいたしましたっ! 5月11日(土)、サントリーホール小ホールにて、懐かしのダンス音楽&映画音楽のコンサートを行います! 豪華な弦楽器メンバーに、フルート、パーカッション、そしてゲストにソプラノの駒井さん。これは、聴き逃せません!

今回は私もピアノを弾かせていただきます。もう、楽しみで楽しみで、毎日眠れません(実際はしっかり寝ています)。

チラシの裏面、詳細情報はこちらでもご覧いただけます。チケット、大好評発売中です。お申し込みはどうぞお早目に!

2013-02-26

音楽の架け橋

まだまだ寒いですね。1月2月は楽しい仲間との小さなコンサートが続きました。音楽をしていると、からだもあたたかくなります。
さて、来月2日に行われるチャリティ・ガラ・コンサートのお知らせです。今年で3回目。素晴らしい若手オペラ歌手のみなさんがずらり。今年は、なかなか聴けない歌曲や、本格的なオペラ・アリアが演奏されます。私は第1回、第2回に引き続き司会をさせていただきます。もしよろしければ、ぜひお出かけくださいませ! 

音楽の架け橋
~チャリティガラコンサートvol.3~
【日時】 2013年3月2日(土) 18時半開演(18時開場)
【場所】 五反田文化センター音楽ホール

 (五反田駅より徒歩15分、目黒不動前駅より7分)
【料金】 2,000円+募金

2013-01-11

未来を描くアニメ!

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします!

昨年みなさまにご協力をいただきました、日本大学芸術学部主催の「22世紀の予言」アイデア・コンクール(私はプロジェクト・マネージャーをつとめました)。受賞した小学生の作文を、日大芸術学部生がアニメーションにしました。アニメ制作はまったく初めてのメンバーでしたが、楽しい作品ができあがりました! 

日芸のyoutubeサイトで公開されましたので、お時間ありましたら、ちらっとご覧くださいませ。どれも2~3分程度です。下記サイトで、タイトルに「第2回 22世紀の予言」と書いてある、11作品です。ひとつの作文に、複数チームがアニメ作品をつくったものもあります。
動画の下に、小学生の作文も掲載してあります。
http://www.youtube.com/user/NuartEDU?feature=watch
 

今回の取り組みを、JSTのサイエンスチャンネルさんに取材していただきました。最終審査会の様子、審査員の先生のコメント、アニメ制作段階の学生たちの様子、アニメの上映会の様子など、ご覧いただけます! (6分57秒)
http://sc-smn.jst.go.jp/playprg/index/6834

 明るい未来に向かって、今年もスタート!

2012-12-11

「歌を忘れたカナリヤ」 ご来場ありがとうございました!


12月9日、弊社主催コンサート「歌を忘れたカナリヤ」が無事終わりました。お寒い中、たくさんのお客様にお出かけいただきました。本当にありがとうございました。
今回はこのコンサート・シリーズの最終回。第1回めは舶来の唱歌・季節の唱歌、第2回めのメインは大正期の童謡。今回は、戦後復興期の日本を支えた童謡を多く取り上げました。「とんがり帽子」や「朝はどこから」が始まると、当時を思い出して、涙を流していらっしゃるお客様をいたるところにお見かけし、私も思わず涙をぬぐいました。「日本は歌とともに、焼け野原から立ち直ったのだ」と、戦後の日本を作った先人たちの凄まじい努力に、改めて思いをはせました。 
今年のコンサートは、楽しいサプライズもたくさん。ソプラノ駒井さんの「かくし芸」ピアニカを交えて、「花嫁人形」をタンゴで! 白熱した演奏に拍手喝采でした。また、演奏者のみなさんには、虫やら、汽笛やら、焼き芋屋さんやら、いろいろな音を出していただきました。私はお豆腐屋さんとして参加しました(笑)。 
福島への想いをこめて、加藤邦宏編曲の福島民謡もプログラムに加えました。会津磐梯山の「おはらしょうすけさん」はお客様とご一緒に。素晴らしい合いの手でした! 最後は、みなさまと「夕焼小焼」を歌ってお開きとなりました。幼い日を思い出して、実は舞台の上の私達も、思わずぐっときてしまいました・・。 
公演後にお客様からいただいた感想を少し紹介させていただきます。 
「童謡をあれだけ楽しませてくれる構成、演奏者のレベルの高さ、とても贅沢でした。」「日本の歌をクオリティの高い演奏で聴くというのはとても良いものですね。編曲も素晴らしかったです。」「心に響く歌声と演奏に昔、生前母が歌っていたことを思い出し、感動して泣いてしまいました!「すべて懐かしい曲でした。アットホームな時間でした。福島の民謡、心に沁みました。」
この唱歌・童謡コンサート、「東京以外の場所でも開催してほしい」とリクエストをいただいております。どこへでも飛んでまいりますので、ぜひお声をかけてください!
 

2012-11-12

「22世紀の予言」アニメ上映会!

サイエンスアゴラ2012内でのイベント「22世紀の予言アイデア・コンクール」アニメ上映会、無事終わりました! 入賞した8人の小学生のアイデアをもとに、日大・芸術学部の学生が11本のアニメ作品を作りました。(アニメ作品は、もうすぐインターネット上にアップいたしますので、少々お待ちくださいませ!)

子どもたちの夢を、大学生が様々なスタイルで表現しました。ときに格好よく、ときにかわいらしく、ときにコミカルに・・・。全員がアニメ作り初挑戦でしたが、各作品のテイストがまったく違って、本当に驚きました。

また今回は、作文のアイデアから、日大・理工学部の学生たちが技術モデルを作ってみるという試みも紹介され、科学の未来への期待が膨らみました。上映会の最後に、日大・理工学部の青木先生がおっしゃっていらっしゃいました。「きっかけ」や「興味・感心」を作るのは芸術系の仕事、それを実際の形にするのは理工系の仕事。どちらもとても大事なのだと。

これからの未来を見据える子どもたちの目も、大学生の目も、明るく輝いていました。科学の力で、100年後はこうだったらいいなあ! と、改めて楽しく想像する時間でした。

春から約半年間、プロジェクト・マネジメントをさせていただいた「22世紀の予言」アイデア・コンクール。今回も多くの方々にお世話になりました。心より感謝申し上げます。

写真は上映会の前に、必死になって打ち合わせをしている私。知らないうちに、学生さんが撮ってくれました。一生懸命このプロジェクトを盛り上げてくれたみんな、どうもありがとう!

2012-10-14

ほのぼのコンサート+牛久大仏

10月10日、牛久の井上内科クリニックさんで「ほのぼのコンサート」が行われました。今年は、ソプラノの駒井ゆり子さんと、チェロの清水彩智さんと一緒に行ってまいりました。気持ちのよい晴天にめぐまれ、クリニックのロビーいっぱいにお客様が集まってくださいました。

軽く体をほぐした後、「紅葉」、「冬景色」、「浜辺の歌」・・・など、今年もみなさんにたくさん歌っていただきました! 篠笛で「赤とんぼ」を吹いてくださるお客様がいらしたり、チェロのソロがあったり、駒井さんのフランス語発音指導があったり、内容も盛りだくさん。

「歌は身体にいいですよ!」と熱弁する私(写真左)。少し頬を上気させてお帰りになるお客様のお姿を眺めながら、やっぱり歌はからだにいい・・・と確信しておりました。

終演後、院長先生・スタッフのみなさんと(写真右)。みなさんの明るい笑顔がとても素敵でした。井上内科クリニックさんは、今年増築されて、ますます地域に愛されるクリニックとして、生活習慣病の予防と治療に取り組んでいらっしゃいます。そうそう、このコンサートには、大学院時代の研究室同僚である須田さんも、お子さんと一緒にいらしてくださいました。

そしてこの日の朝。クリニックを経営する井上さんにご案内いただき、牛久大仏を拝観してきました! 出演者3人で、「秋の遠足」のように大はしゃぎ(笑)。私は筑波大に9年も在籍していながら、一度も訪れたことがなかったのです。青空にそびえる世界一の大きさに、びっくりしました!

2012-10-04

「22世紀の予言」最終審査会 無事終了

「22世紀の予言アイデア・コンクール」最終審査会、無事終わりました! 入賞した8人の小学生のプレゼンテーション(9:30頃~です)、ぜひご覧ください。こういう子供たちがいるなら、日本の未来は明るい! と思いました。勇気をもらいました。


2012-09-25

22世紀の予言 最終審査会はもうすぐ

プロジェクト・マネージャーをつとめさせていただいております、日本大学芸術学部主催・第2回「22世紀の予言アイデアコンクール」。

今回も面白いアイデアが集まりまして、入賞者8名が決まりました!
http://22dreamkids.jp/kekka.html

9月29日(土)は、日芸・江古田キャンパスで最終審査会です! 8人の小学生のプレゼンテーションが今から楽しみです。ご興味のある方は、ぜひおいでくださいませ! (詳細は下記URLから)

2012-09-08

「金髪のジェニー」再演 ご来場ありがとうございました

9月1日、弊社主催コンサート「金髪のジェニー」の再演へご来場くださいましたみなさま、本当にありがとうございました。毎度毎度の、雨模様で申し訳ございません。毎回、司会のマイクで「お足元が悪い中・・・」と申し上げておりまして、もはや私は、小学生のお客様に「雨女の人だ~!」と指差されるようになりました。

あいにくのお天気でしたが、今回も満員のお客様においでいただき、感激いたしました。6月と同じ会場・同じメンバー・同じ曲目にも関わらず、再度足を運んでくださった方々もいらっしゃいました。

終演後にお客様からいただきました感想を、一部ご紹介させていただきます。「最高に幸せな時間を過ごすことができました。多感な青春時代を過ごした時代と、オーバーラップし、大感激でした。」「とても温かみのあるコンサートで、涙が流れました。こんな素晴らしいコンサートを気軽に拝聴出来るなんて、本当に幸せです。」「心を揺さぶられる演奏会でした。皆さんが、生き生きと演奏されていたことが印象的でした。」

 

2012-08-28

第2回「22世紀の予言」ご応募ありがとうございました!

日本大学芸術学部主催で行われています、第2回「22世紀の予言アイデアコンクール」。今年は、全国の小学生から433通ものご応募をいただきました!

ただいま、厳選な審査を行っております。楽しい作文がいっぱいです。読んでいると、なんだかわくわくします。

募集要項の配布などでご協力をいただきました方々に、心から御礼申し上げます。ありがとうございました。

2012-07-29

一歩を踏み出す若者たち

7月28日、アントレプレナーシップ論講座の最終発表会に、特別審査員としてお招きいただきました。大学生・大学院生が、ビジネスを考えながら「自分から一歩踏み出す勇気」を学ぶ講座です。発表会では、どのチームのプレゼンも、楽しくて刺激的でした。事業案はどれも、地に足着いてて、現実的で面白かったです。

 自分の頭でとことん考えること、人と徹底的に話すこと、そして課題を乗り越えるためのチームワークを学んできた受講生の姿は、とても頼もしかったです。
こんなに元気で積極的な若者たちがいるんだから、日本の未来は明るい、と思いました。 「何かやってやろう」というエネルギーに溢れた空間で、気持ち良かったです。

写真は、今回お声をかけてくれた松井彩ちゃん、特別審査員席でお隣に座らせていただいた川原洋先生、会場でご案内をしてくれた清水雅士くんと。みなさま、ありがとうございました。私もがんばります!

2012-07-26

日芸の授業

この4月から、日本大学の芸術学部で非常勤講師をしております。芸術教養課程という新しいカリキュラムで、1年生が取る講義です。内容は、生命科学+ちょこっと生命倫理。前期のみですが、10数回講義をさせていただきました。

芸術を学ぶ学生さんたちにとって、何が面白いのか。これから大学生活を送るみんなに、何を伝えるべきなのか。毎回試行錯誤の連続でしたが、初めて、毎週教壇に立たせていただいて、私自身が本当に多くを学びました。そして、今までお世話になった先生方の有難味をひしひしと感じています。

写真は、最終日に写真学科1年の小松拓也くんが撮ってくれたものです。

2012-06-16

「金髪のジェニー」ご来場ありがとうございました

 6月9日「金髪のジェニー」へご来場くださいましたみなさま、本当にありがとうございました。満員のお客様の前で、素敵な仲間と一緒に楽しい音楽ができるのは、これ以上ない幸せです。

終演後にお客様からいただきました感想を、少しだけご紹介させていただきます。「演奏者がみな楽しそうに演奏していて、こちらも楽しい気持ちになりました。」「『慕情』などのポピュラー曲も、クラシックの歌手が歌うと格調高く心に沁みます。」「アットホームな雰囲気で、あたたかいコンサートでした。」「どれも私たちの体内にしみ込んで居る曲ばかりで、気が付いたら50年~60年前にワープしていました。

9月1日の再演も、今から楽しみです! ぜひ「思い出の一曲」を聴きに、お出かけくださいませ。

2012-06-06

22世紀の予言アイデアコンクール 第2回!

一昨年、たくさんのご応募をいただいた、日本大学芸術学部主催「22世紀の予言アイデアコンクール」。その第2回が行われます! 全国の小学生から、作文を募集します。科学の未来はこうなったらいいな、科学でこんなことができたらいいな、自分が科学者になったらこんなことがしたいな、という、ステキな夢を大募集! 

募集要項などもホームページから見られます。今年の賞品は、おうちがプラネタリウムに早変わりする「ホームスター」!(実は私もほしいのですが・・・)

http://22dreamkids.jp/

私は今回もプロジェクト・マネージャーを担当させていただきます。日芸の元気な学生のみなさんと一緒に、コンクールを盛り上げていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

楽しいアイデアを、お待ちしております! まわりに小学生のお子様がいらっしゃる方は、ぜひお知らせいただけますと幸いです。

2012-05-02

「金髪のジェニー」チケット売り切れました

6月9日弊に行います弊社主催コンサート「金髪のジェニー」のチケット、完売いたしました! どうもありがとうございます。公演まで1か月以上ありますのに、もう売り切れになるとは・・・! 大感激しております。また、大変ありがたいことに、「私も行きたかったのに!」とおっしゃってくださる方がたくさんいらっしゃいますので、現在、再演を計画中です。詳細が決まりましたら、またホームページ等でお知らせさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

2012-03-11

復興への願いをこめて~東北の民謡

福島出身の父・加藤邦宏が、東北への想いをこめて民謡を編曲しました。歌われた土地の写真とともにお聴きいただけますと幸いです。フルート:西田紀子さん、ピアノ:伊藤恵子さんの素晴らしい演奏をお楽しみください。

心安らかな日々が早く戻りますよう、心よりお祈りいたします。

【会津磐梯山】
福島の代表的な民謡。「おはらしょうすけさん~」の囃子言葉が有名です。




【相馬盆踊歌】
福島の相馬地方に伝わる民謡。歌詞は豊作を祈願する内容です。




【斉太郎節】
CMでもおなじみの斉太郎節(さいたらぶし)。松島、石巻、塩竈などの情景が歌われています。

2012-02-21

チャリティー・ガラ・コンサート Vol.2

来月5日に行われるチャリティ・ガラ・コンサート。今をときめく若手オペラ歌手のみなさんがずらり勢揃い。まあ、よく集まったなあ! というぐらい豪華な顔ぶれです。本格的なオペラ・アリアや重唱をたっぷりお楽しみいただけると思います。私は第1回に引き続き司会をさせていただきます。
場所は青砥のかつしかシンフォニーヒルズ。チケットのお申し込みは、オフィスマキナまでご一報いただけると幸いです。ぜひお出かけくださいませ! 

チャリティー・ガラ・コンサート Vol.2
~東日本大震災復興支援・被災地での音楽活動支援企画~
【日時】 2012年3月5日(月) 18時半開演(18時開場)
【場所】 かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホール
 (京成線『青砥駅』より徒歩5分、京成線『立石駅』より徒歩7分)
【料金】 2,000円

2012-02-09

オーダーメイド医療へ向けて

昨年秋から東大医科研公共政策研究分野の武藤研さんと一緒に、患者さん向けのパンフレットの制作に携わっています。文部科学省次世代がん研究戦略推進プロジェクト「がん薬物療法の個別適正化プログラム」という研究の説明資料です。最近、プロジェクトのwebサイトにアップされましたので、ご興味のある方はぜひご覧くださいませ。「各種資料」のページにpdfファイルがございます。ご意見等いただけますと幸いです。

今回のプログラムのリーダーは、理化学研究所の久保充明先生。以前バイオバンク通信の取材でお目にかかって以来、私は久保先生の大ファンです。とってもあたたかいお人柄で、お会いするたびに、「こういう先生が、患者さんのためによりよい医療を目指していらっしゃるのだな」と希望が湧いてきます。

ひとりひとりの患者さんの遺伝子の情報を調べて、その方にあった薬を処方する「オーダーメイド投薬」へ向けて、日々研究が進められています。副作用の少ない、より効果の高い治療法のために、みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

2012-01-01

あけましておめでとうございます

昨年は大変お世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします!世界中に、あたたかい笑顔のあふれる年になりますように。

オフィスマキナの昨年の出来事で、このブログに書いていなかったことをいくつか。

その1:舞台制作をお手伝いさせていただいた「クリスマスレクチャーin Japan 2011」が、クリスマス・イブの午後にEテレ(NHK教育)で放映されました。9月に安田講堂で行われた2つのレクチャーを、1時間にまとめたダイジェスト版でした。全国の方から「見たよ! 面白かったよ!」とたくさんのメールをいただいて、感激でした。写真は、9月の公演終了後、講師のマークと撮ったもの。

その2:理系女子として取材されたインタビューが掲載された本が、実はもう1冊ありました。「好きになったら博士~博士号の使い方WOMAN~(incu-be編集部) です。私自身は、今まであまり強く「理系」を意識してこなかったのですが、昨年は、「世の中の人が『理系女子』をどんなイメージで見ているのか」ちょっと垣間見たような気がしました。

その3:横浜市立小学校でのワークショップのコーディネート、今年度も継続してやらせていただいています。声楽のワークショップでは子どもたちの元気な歌声を聴くのが何よりの楽しみ。ときどき、びっくりするような美しい瞬間に出会います。
ジャズのワークショップでは、子どもたちの突拍子もないアイデアに、いつも爆笑させられます。そしてミュージシャンのみなさんが、そのアイデアを音にして行く様子に、毎回感嘆。わくわくします。今年は大人向けのワークショップ開催も検討中です!

2011-12-07

庭の千草も虫の音も

12月4日、サントリーホールブルーローズにて「庭の千草も虫の音も」と題した演奏会を主催いたしました。大勢のお客様においでいただきまして、本当にありがとうございました。

なつかしい日本の唱歌・童謡コンサートの第2回。出演してくださったのは、ソプラノ・駒井ゆり子さん、フルート・西田紀子さん、ヴィオラ・岡さおりさん、チェロ・小川和久さん、ピアノ・仲田純也さん。楽しいアンサンブルで、素晴らしい演奏を聴かせてくださいませした。

プログラムは初期の文部省唱歌から昭和初期の童謡。お客様の中には、「全曲よく知っている!」という方もたくさんいらっしゃいました。私は今年も司会に立たせていただきましたが、みなさんのあたたかな笑顔を舞台から拝見させていただきました。お客様と一緒に歌う場面では、会場いっぱいに広がる美しい歌声に、びっくり!

今回も編曲はすべて父・加藤邦宏。メンバーひとりひとりのテクニックを、容赦なく(笑)引き出す編曲でした。遊び心のある編曲に、お客様が笑ってくださるのも嬉しい瞬間でした。チェロの小川さんによる「靴が鳴る」の変奏曲は圧巻でした。

お客様のお声から:「日頃どうということないと思っていた童謡が、ゆり子さんが歌うととっても素敵な歌に聴こえてくるので不思議です。」「アットホームな雰囲気でありながら、一流のみなさまのとても贅沢な演奏を聞くことができて、心が温かくなりました。」「何十年か振りで、心を籠めて大きな声で歌うことが出来ました。」

第3回は「歌を忘れたカナリア」というタイトルで、来年の12月9日(日)午後2時開演です。お昼間の公演になりますので、ぜひお出かけくださいませ。もうチケットのご予約をいただいております!

(写真撮影:桑山佳佑)

2011-10-22

ほのぼのコンサート 2011

牛久にある井上内科クリニックさんのロビーで、今年も開催された「ほのぼのコンサート」。今回で5回目になりました。いつもお世話になっているソプラノ・山口佳子さんと、牛久へ行ってまいりました。

実はこの日は、台風で関東の交通圏が完全にストップした日でした。それでも、嵐の中、クリニックに通院しておられる患者さんが集まってくださって、無事にコンサートが始まりました。コンサートって、お天気が悪い日ほど、楽しかったりするんですよね(雨女のプロデューサーの体験より)。

この「ほのぼのコンサート」、90%はお客様と一緒に歌います。「歌ってもっと健康になろう!」という趣旨です。ですので、佳子さんの指導のもと行われる呼吸の練習から、皆さん真剣。リピーターの方もおられるせいか、今年はさらにいい声が聞こえた気がします。

皆さんと一緒に、1時間弱、秋の唱歌や童謡、ふるさとを思う懐かしい歌をたくさん歌いました。そして佳子さんがソロで歌ってくださったのは、「涙そうそう」。クラシックの歌手なのに、マイクを持ってデビューできそうな唄い回しにびっくり。とても上品だけれど情感たっぷりで、ピアノを弾きながら、私までほろっとしてしまいました。

笑顔がすてきな院長先生(佳子さんの左)と、親切なスタッフのみなさん。そして、クリニックの経営をしておられる井上正幸さん(後列左端)。理知的な経営とあたたかい雰囲気が共存しています。地域のコミュニティづくりを率先して行っていらっしゃる理想的なクリニックだなあと、毎年思います。