2016-01-05

マキナ・アンド・カンパニーNews Letter 創刊!


「コンサートじゃない、タイムマシンなんだ!」を合言葉に、マキナ・アンド・カンパニー、2016年も、はりきってまいります。

マキナ・アンド・カンパニーのニュースレターを創刊しました! 紙でご希望の方は、ご一報くださいませ。

お客様は65歳以上の方がほとんどで、90歳以上もかならず何人かおいでくださいます。平均年齢は70~75歳ぐらいです。


「腰がつらいときは席を立ってもOK」「いつトイレに行ってもOK」「演奏中のくしゃみも、咳もOK」というルールを最初にご説明しています。気楽で気軽なコンサートです!



2015-11-30

カフェで「音曜日」


ヴァイオリン・荒井友美さんのソロ・コンサート「きょうは音曜日」第1回を主催いたしました。友美さんならではの、あたたかい内容で、ヴァイオリンもお話も素敵でした。

お子さんたちが真剣に聴いている様子も、うれしかったです。ブラームスを聴きながら、じーんとしました。

カフェの定員を超える大勢のお客様! (写真ではわかりにくいのですが、お客様の2/3は友美さんの向こう側に座っていらっしゃいました。)次回が楽しみです。

2015-11-17

駒井ゆり子ソプラノリサイタル 無事終了!




11月15日、駒井ゆり子ソプラノ・リサイタル、大盛況のうちに開催されました。駒井さんの芸達者ぶりが如何なく発揮された舞台でした。満場のお客様に、心より感謝いたします。



素晴らしい出演者、助けてくださったスタッフの皆様、デザイン、ドレス製作、アクセサリ製作、メイク…関わってくださったすべての皆様、どうもありがとうございました。




2015-11-11

駒井ゆり子リサイタル ご紹介ビデオ

今週末に主催する「駒井ゆり子ソプラノ・リサイタル」のご紹介ビデオです! お稽古風景の動画も入っています。

リサイタル前半は室内楽伴奏(9~10重奏!)で本格的なフランス歌曲を、後半はコントで「笑い」をお楽しみください! チケットのお申し込みはこちら


2015-10-25

ハーモニカのみなさんと文化祭出演


クロマチック・ハーモニカのグループで、五反田文化センターの文化祭に出演。私は昨年から五線譜の読み方と合奏のご指導に伺っています。いまや、かけがえのないお仲間になりました。



全員がこうして元気に集まって、ご一緒に音楽ができることが、この上なく有難いです。入院中の外出許可を獲得して、本番に参加したメンバーも。

今日の曲目は、慕情、小雨降る径、バラ色の人生、ラストダンスは私に本番が終わった途端、「次は何吹く? 何着る?」と、みなさん意欲満々。ますます楽しみです!

2015-10-02

歌と情熱と涙と


9月26日、マキナ・アンド・カンパニー「シャンソン&タンゴの響き」第2回、盛況のうちに昼夜2公演を行いました。今年2月に行った第1回公演に大変なご好評をいただきまして、あっという間に第2回です!


今回もヴァイオリン2本とアコーディオン、鍵盤ハーモニカというスペシャル編成。さらに! ソプラノ3人のヴォーカル・アンサンブル「パルナッソス」が初お目見え。艶やかな声と姿で、舞台を大いに盛り上げてくれました。


前半はタンゴ。お客様のご希望が多かった「カミニート」「ママ、恋人がほしい」などをプログラムに入れました。特にリクエストの多かった「小さな喫茶店」は、楽しい寸劇付き! お客様がニコニコ笑いながら、目頭を押さえていらっしゃるのが舞台からよく見えました。きっと皆さんそれぞれに、素敵な思い出があるのだろうなあ・・・と思い、ピアノを弾きながら、思わず私もウルウル。



後半はトリコロールに着替えて、シャンソンを。今回は新たに「すみれの花咲く頃」「小雨降る径」「サントワマミー」など、人気曲を演奏しました。


終演後にお客様からいただいたコメントを少しだけご紹介いたします。「踊り出したくなるほど楽しかったです。かたい体が解放されるように思いました。」「名曲の数々を迫力満点の演奏で楽しみました。」「皆さんの楽しそうな演奏、歌声にこちらも幸せな気持ちになりました。夫婦ですっかりファンになりました。何よりも、気楽に聴けたのが最高でした。」「楽しかったです。演奏会の後、お茶をしながらタンゴやダンスの話をして、忘れていた青春時代を思い出しました。」

2015-07-04

リクエスト&クイズ&歌声

6月30日、マキナ・アンド・カンパニー公演「お楽しみリクエストコンサートvol.2」無事終了いたしました! ご来場いただきましたお客様に感謝いたします。今回もチケットは完売、当日の会場は満席になりました。

今回はリクエストとクイズと歌声喫茶を一緒にしたコンサート。2台のヴァイオリンで、往年の名曲の数々を演奏しました。今回のリクエスト第1位は「想い出のサンフランシスコ」。2位は「バリ・ハイ」、こちらはソプラノ駒井さんに歌っていただきました。


クイズは1950-60年代ヒットのポップスを中心に。ディーン・マーティンやパット・ブーンが歌った名曲を、美しいヴァイオリン2台の音色でお聴きいただきました。曲が始まるたび、「ああ、この曲何だっけ・・・!」と、お客様がざわざわされるのが楽しくて、弾きながら思わずニコニコしてしまいます。5問とも、ぱっと手が挙がりました。



そしてコンサートの最後の部分は「歌声喫茶」コーナーです。駒井さんのリード、ヴァイオリン2台・ベース・パーカッション・ピアノの伴奏で、「ローレライ」「カチューシャ」「ともしび」などをお客様と一緒に歌いました。駒井さんの「ちょこっとアドバイス」の後は、お客様のお声がわっと響いて、びっくり! すぐに合唱団が結成できそうなぐらい。素晴らしい歌声に感動しました。



終演後にお客様からいただいたコメントの一部をご紹介いたします。


「音楽の品格、やさしさに乾杯!」「コンサートの中に、客席から自分も参加できるというのは、とても楽しいですね。」「曲名をあてるクイズ、自分でもあんなに夢中になって考え込むとは、思ってもおりませんでした。会場の皆さんと一緒に歌ったのが本当に楽しい経験で、白髪で埋まった会場を見ながら歌った時は、ちょっと感傷的になり胸が熱くなりました。」「こんな贅沢な歌声喫茶は初めてでした。」「懐かしい曲をたくさんありがとうございます。気分が若返りました。」

2015-05-13

王子ホール初の銃撃戦

5月9日、マキナ・アンド・カンパニー公演「青春のダンス&スクリーンミュージックvol.3」無事終了いたしました。満席のお客様にお迎えいただきまして、感謝でいっぱいです。どうもありがとうございました。「ムーン・リバー」や「ひまわり」など、映画音楽の名曲中の名曲から、「セレソローサ」や「マンボNo.5」などのラテン曲まで、演奏いたしました。

今回の目玉曲は「シェーン」。曲が始まる前に、馬が嘶き(パーカッション荻原さんのトランペット!)、銃声が飛んで、悪漢が倒れました。左の写真は、悪漢役のチェロ・海老澤さんが打たれたところ。この後、ぱったりと倒れました。名演技に拍手喝采。舞台の上でこんなことが行われたのは、王子ホール始まって以来初めてだそうで、マキナ・アンド・カンパニー、歴史に名を残しました(笑)。ふっふっふ。



コンサート後半には、クイズコーナーを設けました。演奏を始めた途端にお客様の手が上がったり、逆になかなか正解が出なかったり。会場内が笑い声にあふれました。メロディーは聞き知っているけれど、いざ曲名と言われると、出てこないものですね。正解が出るたびに「あー」とため息が湧いていました。
クイズ曲のひとつ、映画「現金に手を出すな」の「グリスビーのテーマ」を演奏した際には、ヴァイオリン・池澤さんがギャングに扮して煙草をくわえながらソロを披露(右の写真)。キマってました!

ソプラノ・駒井さんには、「ケ・セラ・セラ」「Too young」「踊り明かそう」、そして毎回リクエストが寄せられる「慕情」を歌っていただきました。圧巻の歌声に、うっとりです。
アンコールは、フラッシュモブ風に。舞台上に1人残ったヴァイオリン・谷口さんが弾き始めると、みんなが少しずつ楽器を持って、ハーモニーを加えていく・・という演出だったのですが、谷口さんが本当に「取り残されている」と思ったお客様もいらしたようです(笑)。

終演後にいただいたお客様の感想を少しご紹介いたします。「最初にヴァイオリンの音が響いたと同時にすっかり全身がリラックスしてしまいました。心地よく過ごしました。」「懐かしい名曲の数々、映画もリアルタイムでほとんど観ていました。とても素敵なコンサートで、来場された方々もみなさん満足されて、家路をたどられたことでしょう!」


「懐かしい音楽を堪能して帰ってきました。回を重ねるごとに良い楽団に成長してますね! みなさん本当に楽しく演奏され、我々も楽しませてもらっています。」「昨日は本当に楽しませて頂きました。曲当てクイズも大いに盛り上がりましたね。」「弦のアンサンブルがすばらしい響きでした。パーカッションが弦楽アンサンブルによく馴染んでいて良かったです。西田さんのフルートはいつもながら素晴らしかった!」

2015-04-01

青春のダンス&スクリーン 昨年の映像


マキナ・アンド・カンパニー公演「青春のダンス&スクリーンミュージック」、大好評をいただきまして、5月9日に第3回を行います。今年は、リクエストをたくさんいただいた「シェーン」や「太陽がいっぱい」も登場。ヴァイオリンも一人増えて、総勢12名で演奏いたします。今からわくわくしております。


チケットのお申し込みはこちらから、どうぞお早目に! 


さて、昨年の第2回公演のダイジェスト映像を、Youtubeにアップいたしました。コンサートの雰囲気をご覧いただけます! この楽しい「コーヒー・ルンバ」、ご好評につき今年も演奏いたします。どうぞお楽しみに。


2015-02-28

シャンソン&タンゴ 再演します


2月24日、コンサート「シャンソン&タンゴの響き」、大盛況のうちに終わりました。会場の雰囲気の熱かったこと! ご来場くださった皆様、どうもありがとうございました。


プログラム前半は、タンゴ。アルゼンチンタンゴとコンチネンタルタンゴの名曲を演奏しました。ヴァイオリンとアコーディオンと鍵盤ハーモニカがよく溶け合います。弾きながら、自然と熱がこもってしまいました。特に「ジェラシー」!
後半は、衣装も着替えてパリの街角風に。アコーディオンの音が響くと、気分は一気にモンマルトル。お客様がニコニコしていらっしゃるお顔が舞台からよく見えました。ソプラノ・駒井さんがシャンソンの名曲をフランス語で。彼女のパリ留学時代の面白いお話に、客席も舞台も一緒になって笑いました。

終演後にお客様からいただいた感想を、少しご紹介いたします。

「名編曲とコンビネーションが素晴らしい。同世代の方々にとって感動ものでしょう。」「駒井さんのシャンソンはすごかった。やはり声楽を基本の歌唱力に本場フランス語の響きは一味以上に違いますね。」「とてもとても明るく楽しく、よかったです。二台のヴァイオリンの楽しさと醍醐味聴かせて頂きました。」「大好きだった両親の姿も瞼に浮かんできて想い出深い一日になりました。ゆり子さんの歌声も最高な音色で、居合わせた全員が幸せ者になってました。」「いらしていた皆様もそれぞれに幸せ感いっぱいの面持ち。良い企画で、楽しい、楽しい、おしゃれな音楽会でした。」

今回は公演の3週間前にはチケットが完売してしまいましたので、9月26日(土)に同じく東京建物八重洲ホールで、パワーアップした再演を行います。曲目も半分ぐらい入れ替えるので、第2弾という感じです。ぜひお出かけくださいませ!

2014-11-28

音楽に乗って、踊ろう!


11月20日、マキナ・アンド・カンパニー公演「SWING&DANCE」が大盛況のうちに開催されました! 今回はジャズ・トランペット筒井政明さんをお迎えして、「A列車で行こう」「黒い瞳」「バードランドの子守唄」など、ジャズのスタンダード・ナンバーを演奏。特に「Stardust」では、筒井さんの華やかでまろやかな音色が冴えわたりました。



クラシックの演奏家とジャズの演奏家がコラボする珍しい企画でしたが、会場はとにかく楽しい空気がみなぎっていました。ドライブの効いた越野くんのベースに乗って、お客様が揺れていらっしゃるのがよく見えました。スウィングのリズムで踊る弦楽器は、往年の映画のワンシーンを彷彿とさせるような美しい響き。クラシックの打楽器奏者である松美さんも、この日はまさにジャズ・ドラマーに変身!



後半は、ソプラノ・駒井さんがタキシードで登場。傷心した男性の心情を歌った「Angel eyes」を熱唱してくれました。さらに、ステージの前のスペースをダンスフロアに変えて、ダンスタイム! 私もピアノを駒井さんに任せて、一曲フロアに飛び出してしまいました。


アンコールの「聖者の行進」では、お客様とパレード。ヴァイオリン池澤くんは10分の1ヴァイオリンで、ヴァイオリン・小泉さんはリコーダーでアドリブ。駒井さんは、なんとトロンボーンで参加。こんなにお客様とご一緒に「お祭り騒ぎ」をしたコンサートは初めてでした。本当にありがとうございました!


終演後にいただいた感想を少しご紹介。


「ジャズとクラシックとの融合コンサートは初めてでした。素晴らしい演奏で、楽しく、感激致しました。」「ほとんが聴いたことのある曲でしたので、懐かしく楽しめました。ジャズ特有のリズムにのせられ、体が自然に動いていました。ヴァイオリンも含めた編成も良かったと思います。」「弦楽器とトランペットの組み合わせは新鮮で、しかものりのりでした!」「どの曲もアレンジが素敵で、本当に楽しいひと時でした。」「演奏者とダンスの方と客席が近くて、アットホームな感じでした。」 

今回はコンサートの1週間前に「ジルバ体験レッスン」もご用意しました。音楽に乗って、踊る、って本当に楽しいですね。決まったステップを踏まなくても、ちょっと体を動かしながら聴くだけで、音楽の喜びは倍増するなあと思いました。

2014-11-09

10月のコンサート


10月はコンサート本番が10回! たくさんのお客様にお会いして幸せな時間を過ごしました。どうもありがとうございました。

弊社主催のサロンコンサート「マチネ・アンチームvol.1」は、最初から最後までがっつりとフランス室内楽というプログラムにも関わらず、超満席。フルート西田紀子さん、ソプラノ駒井ゆり子さん、ピアノ岩撫智子さんの3人に、色彩豊かなフランス作品を演奏していただきました。
会場は、渋谷にあるおしゃれな弦楽器工房さんのホール、ラトリエ by APCでした。今回も、スライドで歌曲の字幕を映したり、曲に関係する絵画をご紹介しながら、進めました。ラヴェルの「シェエラザード」の「見えない笛」は、【(夫以外の)恋人が吹く笛が窓の外から聞こえてくる…】という詩の設定を模して、フルート西田さんがお客様から見えないところに立って吹いてくれました。お客様とご一緒に、ちょっと背徳的な人妻気分を堪能(笑)。

アカデミックな曲が続いたので、隠し芸コーナーも。駒井さんがフルートを吹き、西田さんの「竹輪」笛と合奏! 竹輪がいい音過ぎて、笑いというよりも感嘆の声があがりました。最後には、お客様と「おおシャンゼリゼ」の大合唱。音楽って楽しいなあ、と改めて感じるひとときでした。


その数日後には、仙台の高級老人ホームさんでコンサートをさせていただきました。会場は、まるで洋館の大広間! ソプラノ、ヴァイオリン、ピアノの3人で演奏いたしました。土地柄に合わせて、ヴァイオリン谷口亜実さんが「斉太郎節」を弾いてくれました。ソプラノ駒井さんは、お客様のリクエストにお応えして、砂山、月の砂漠、里の秋など、懐かしい日本のメロディーを熱唱。最後には、「浜辺の歌」「旅愁」を皆様とご一緒に歌いました。おいでくださったおひとりおひとりのお顔が、あたたかく輝いていらして、大感激でした。演奏会の実現のためにご協力くださった方々に、心から感謝いたします


2014-10-27

エコチル調査 パンフレット

昨年末から今年の夏にかけて、環境省の研究プロジェクト「エコチル」さんの資料制作のお手伝いをさせていただいました。資料の一部が公開されましたので、ご紹介させていただきます。ページ下部の「詳細調査へのご協力のお願い」などの編集・デザイン等、弊社で担当させていただきました。
http://www.env.go.jp/chemi/ceh/outline/studies.html

2014-08-04

真夏のハワイアン&ラテン!

7月29日「真夏の3台ヴァイオリンコンサート」大盛況のうちに終わりました。有難いことに、今回も1か月前にはチケット完売。当日は、暑い中おいで下さった満席のお客様に大感激でした。どうもありがとうございました!
コンサート前半は、史上初(?)クラシックのヴァイオリン3台によるハワイアン音楽! ウクレレもスチールギターもない編成で、上品かつ繊細なハワイアンをお楽しみいただきました。演奏者もお揃いのワンピースにハイビスカス、そしてアロハシャツで、すっかりリゾート気分(笑)。曲は「ビヨン・ザ・リーフ」に始まり、「ブルー・ハワイ」、「小さな竹の橋」と続き、ハワイ気分満点。「南国の夜」は、会場の皆さまに歌っていただきました。
後半は、ラテンの熱いナンバーがずらり。金管のイメージが強い「セレソローサ」や「マンボNo.5」も、ヴァイオリン3台でスタイリッシュに! 写真は上から、あみちゃん(谷口亜実さん)、たまちゃん(村津瑠紀さん)、ゆうみさん(荒井友美さん)。超絶技巧の絡み合う編曲を、さらーっと弾いてくれました。今回はなんと3人で素敵な歌まで!
終演後にお客様からいただいた感想を少しだけご紹介。「ヴァイオリンをメインとしたハワイアン&ラテン音楽、斬新でもあり新鮮な印象を受けました。どこか家庭的でほっこりとしたコンサートで本当に楽しませて戴きました。」 「普段接するスチ-ルギタ-の音色とは違う、ヴァイオリン3台で醸し出す上品で清潔な音色は初めて体験する別の音楽でした。僕の知ってるハワイアンとは違った、まさに芸術に浸っておりました。」 「とても楽しい演奏会で、そのうえ、琴線、涙腺ともに揺さぶられました。多くの方がそのような感じでしたね。」 「どの曲も甘美、甘く、美しく、やるせなく、せつなく、クラシック畑の方々の腕で、見事に香り立ち素晴らしいものです。」
パーカッション・荻原松美さん(右の写真)が、類まれなるバランス感覚で、弦3本の細密なアンサンブルを支え、包んでくれました。最初から最後まで、とにかく松美さんのリズムの心地良さに満ちあふれたコンサートでした。お客様からは「松美さんの掛け声が、またいい声なのよね~」との感想も。

「マンボNo.5」では、ヴァイオニストさんも私も打楽器に混ぜてもらい、松美さんのかっこいいソロのバックに参加。その後、お客様に楽器をいくつかお配りして、みんなでスリー・ツーのリズム打ち。盛り上がりました!


右の写真はベースのあずちゃん(小豆畑知加さん)。今回はお客様のかなり近くに立っていたこともあり、「かっこよかったわー」というお声が多数。いつも安定したベースで、音楽を運んでくれます!

そして今回は、趣味でフラダンスをやっていらっしゃるお客様2人にお願いして、「カイマナヒラ」で踊っていただきました。優雅な動きに、みんなうっとり。踊りと一緒だと、音楽の楽しみは倍増しますね。
私達の世代にはすっかり馴染みがなくなってしまったハワイアンの音楽も、ラテンの曲も、演奏してみると本当に魅力的。このコンサートの前後に、「南国の夜」が日本を席巻していた頃のお話をお客様からたくさん伺いました。夜の街に生演奏があふれていた時代に思いを馳せています。

 


2014-06-28

食糧危機に立ち向かう生命科学のヒーロー


先日、ある企業様の社内講演会をコーディネートさせていただきました。お話をお願いしたのは、名古屋大学生物機能開発利用研究センターの芦刈基行教授。先生のお話は本当に面白い! 私はわくわくして何度も鳥肌が立ってしまうほどでした。聴衆を一瞬も飽きさせない構成と、とてもわかりやすい説明が、素晴らしかったです。



そして、最先端の生命科学と伝統的な育種技術を融合して、地道な「力技」で世界の食糧危機に立ち向かう芦刈先生の情熱に、思わず目頭が熱くなることしばしば… 人類の大きな課題に科学の力で真摯に取り組む雄姿に、エネルギーを分けていただきました。

芦刈先生が立ち上げたWISHプロジェクトの紹介はこちらです。



芦刈先生が分子生物学会でお話されたときの映像もあります。

2014-06-06

子供たちとの楽しい時間


昨年度から、歌い手さんたちと一緒に北区立の小学校で公演を行っています。元気な笑顔と歓声に出逢うのが毎回とっても楽しみです。基本的に1時間のプログラムで、前半がコンサート、後半はオペラ。演目はおもに「あまんじゃくとうりこひめ」です。学校の先生方にも役を演じていただきます。


劇が始まると、生徒さんたちが水を打ったように静かになり、歌い手さんたちの動きにくぎ付けになります。そして、ストーリーが緊迫してくると「志村、うしろ!」状態に(笑)。「それ違うよ!」「はやく逃げて!」と、舞台に向かって声がかかります。これが、子供向け公演の醍醐味ですね。


私は企画のコーディネート+ピアノ+司会を担当。当日はもう必死になってしゃべります。数百人の子供たちに、どうやって言葉を伝えようかなと、毎回わくわくします。


そして今年は北区立の保育園公演もスタート。小さなお部屋に100人ぐらい入ってしまう小さい子供たち! びっくりするぐらいの集中力で、楽しんでくれます。予想だにしなかった真剣なまなざしに見つめられて、私は一瞬たじろいでしまったぐらいです(笑)。歌って、踊って、リズム遊びをして…と盛りだくさんのコンサート。演奏する側も、思い切り楽しんでいます。


2014-04-20

踊り出したくなるコンサート

4月12日、王子ホールにて「青春のダンス&スクリーンミュージック」第2回を行いました。ご来場くださったみなさま、どうもありがとうございました。おかげさまでチケットは3月末に完売、当日は満席のお客様の熱気にあふれました。

今回も往年の映画音楽とダンス音楽の名曲の数々を演奏いたしました。オープニングは「80日間世界一周」で華やかに。そして「想い出のサンフランシスコ」や「ある恋の物語」などの、ヒット曲がずらり。帰り道に「全部、好きな曲!」と言ってくださったお客様が大勢いらっしゃいました。

ソプラノの駒井さんには、「虹の彼方に」「踊り明かそう」などを歌っていただきました。さらにお馴染みの「バンドネオンに聞こえるピアニカ」で、「ラ・クンパルシータ」! 大いに盛り上がりました。右の写真は、会場の皆様と「ゴンドラの唄」を歌っているところです。


チケットをお求めいただく際に、お客様からお伺いした思い出のエピソードを、曲の間にご紹介しながら進行しました。ダンスに夢中になった青春時代や、新婚旅行のこと。不思議とその「思い出」が自分のことのように思えてしまい・・・。「テネシーワルツ」を弾きながら、なぜか目頭が熱くなりました。


そして、今回も熱いラテン曲がいくつか。パーカッションの荻原さん大活躍! 舞台も客席も、ぐっと体温が上がりました! 特にコーヒー・ルンバでは、もう踊りたくて、体がうずうず! お客様が自然と揺れている感じが舞台まで伝わってきました。次回は舞台の後ろ半分をダンスフロアとして開放しようかな・・・と思ったりしました。


アンコールの最後は「ヴァイヤ・コン・ディオス」。音楽ができる幸せと、お客様の笑顔が拝見できる幸せにあふれて、皆で思いをこめて演奏しました。帰り際に「ヴァイヤ・コン・ディオス!」と声をかけてくださる方がたくさんいらして、感激いたしました。


公演後にいただいた感想を、少しご紹介いたします。
「こういうコンサートを待っていました! 涙が止まりませんでした。」「青春時代真っ只中の、楽しかったあの頃を、懐かしく思い出しながら、聴かせていただきました。本当に感動でした。」「ヴァイオリン4台のオーケストラは、目にも耳にも斬新な出来事で感動の連続でした。」「今回は前回よりもさらにグレードアップして大満足です。変化に飛んだ構成で、2時間あまりまったく飽きない、こころ踊る演出に感動いたしました。」

2014-04-07

4/12コンサート完売!

今週末の「青春のダンス&スクリーンミュージック vol.2」チケット完売いたしました! どうもありがとうございます!

2014-03-07

バイオバンクジャパンのご説明資料

文部科学省主導の大型研究プロジェクト「オーダーメイド医療の実現化プロジェクト」のご説明資料制作に、ここ数年関わっています。最近サイトが更新されて、オンラインで資料をご覧いただけるようになりました。ここで一部をご紹介させていただきます。

研究に参加していただく方へのご説明文書とご案内ビデオです。対象となる疾患の患者さんに、血液等をご提供をいただく形で、ご協力をお願いしています。

【ご説明文書】

【ご案内ビデオ】

弊社では、様々な形でこれらの資料作りのお手伝いをしています。素晴らしい研究者の先生方や、熱意ある医療従事者の方々とご一緒させていただいています。制作の過程で、研究にご協力くださった患者さんにお目にかかることもできました。その際にかけていただいた、あたたかい言葉を胸、今後もわかりやすい資料作りを目指します。

2014-02-25

日立・神原フェロー ご紹介ビデオ公開!

DNAシーケンサ開発で有名な日立の神原秀記フェローをご紹介するビデオ、ついに公開!! ヒトゲノムの解読に貢献した研究者の軌跡です。

私は制作チームの一員に混ぜていただき、インタビューや台本作りなど、色々な形で関わりました。神原さんのお話が素晴らしくて、本当は1時間ぐらいの感動巨編にしたいぐらいでした。取材のたびごとに、スタッフみんなで「今日もいいお話を聞いたねえ」と、胸にあたたかいものを抱いて帰ったものでした。

ヒトゲノム解読完了宣言からもうすぐ11年。生命科学の進歩を支える神原フェローのお姿を、ぜひご覧ください! 映像は13分ほどです。

http://www.film.hitachi.jp/movie/movie1754.html

2014-02-21

理系女子トークセッション


2月18日、「カワイイ x カガク トーキング・ナイト」という理系女子の就活イベントが行われました(主催:株式会社人材研究所・株式会社ハウテレビジョン・株式会社アネスタ)。私は第1部のトークセッションで、ファシリテーターをさせていただきました。パネラーは、グーグルの安田絹子さんと、ソニーの田中千晶さん。とっても素敵な女性エンジニアさんたちです!


お二人とは、事前に少しだけお電話でお話をしていたのですが、お会いするのは当日が初めて。ところが、お二人の気さくなお人柄と、自然体で楽しいお話で、私はすっかりリラックス(笑)。テーブルを囲んで、普通にカフェに来ているような気分になりました。専門家として、社会人として、女性としての、興味深いお話がいっぱい伺えました。


参加したのは、超優秀な理系の女子学生さんたち。真剣な表情でメモを取っていたのも印象的でした。「理系だから」とか「女子だから」という特別な感じはなく、専門を活かして楽しく仕事をしていらっしゃるお二人の姿に、将来の希望を見た学生さんもいたのではないかと思います。「理系女子」って、やっぱ得かも・・・という余韻を残しつつ、トークセッションは終わりました。


その後の懇親パーティーも、企業の人事担当者さんたちと学生さんたちが交流をして、大いに盛り上がっていました。参加した学生さんの今後の活躍をお祈りしています!

2014-01-30

青春のダンス&スクリーンミュージック第二弾!

昨年の5月に開催した、往年の映画音楽&ダンス音楽のコンサート、弊社始まって以来の大変なご好評をいただきまして、第2弾を行うことになりました。

第1回の会場は満席で、熱気に包まれました!(下の動画は第1回のもようです)。ご両親・ご祖父母様へのプレゼントにもおすすめです。「一緒に行って、親孝行ができた」というお声も多数いただきました。



今年はさらにパワーアップして、名曲の数々をお届けいたします。どうぞお聴き逃しなく!!

■■ 青春のダンス&スクリーンミュージック in銀座 1950-1970 ■■

【日時】2014年4月12日(土) 14:00開演

【会場】銀座・王子ホール
(銀座四丁目交差点より徒歩1分・三越のすぐ裏)
http://www.ojihall.jp/facility/access.html

【曲目】
80日間世界一周、シャレード、慕情、
ジェルソミーナ、想い出のサンフランシスコ、
ムーラン・ルージュ、いそしぎ、テネシーワルツ、
ある恋の物語、ヴァイヤ・コン・ディオス、
虹の彼方へ、踊り明かそう、エデンの東、
ラ・クンパルシータ、ジェラシー ほか

【出演】
マキナ・アンド・カンパニー
 谷口亜実(ヴァイオリン)
 荒井友美(ヴァイオリン)
 池澤卓朗(ヴァイオリン)
 小泉百合香(ヴァイオリン)
 成谷仁志(ヴィオラ)
 海老澤洋三(チェロ)
 三好美和(コントラバス)
 西田紀子(フルート)
 荻原松美(パーカッション)
 加藤牧菜(ピアノ・企画)

ゲスト:駒井ゆり子(ソプラノ) 
 *3曲ほど歌っていただきます

【チケット】前売4,000円 当日4,500円 全席自由

【お申し込み】
オフィスマキナ
http://office-makina.com/contact/index.html

2013-12-02

ヒトゲノム完全解読から10年

今年は、ヒトゲノム解読プロジェクトに関わった先生方にお会いする機会が何度もありました。パイオニアの言葉はひとつひとつ重みがあり、刺激的でした。穏やかな眼差しに、力をいただいたこともしばしばでした。このお仕事の結果を、近々みなさまにご紹介できるのが楽しみです。

さて、先日、読売新聞社主催のシンポジウム「医療を変える遺伝子革命」を聴きに行きました。いつも大変お世話になっているお二人の先生方、久保充明先生(オーダメイド医療実現化プロジェクトのリーダー)と武藤香織さん(東京大学医科学研究所教授)のお話、とてもわかりやすくて素晴らしかったです。


ヒトゲノム完全解読から今年で10年。誰も想像しなかったぐらい研究が進み、技術やインフラ面も飛躍的に進歩し、倫理問題の議論もかなり具体的になってきました。ところが、この「進歩」が一般の皆さまには全然伝わってない。その点は、10年前と状況は全然変わってない。この事実を、今日、改めて突きつけられた感じがしました。やっぱり一般の方にとっては、「ゲノムって何?!」ですよね。


「これからやることはいっぱいあるぞ」と、気持ちを引き締めて表へ出たら、街路樹のユリノキの黄色い葉があたたかい灯のようでした。