2009-11-08

サイエンスアゴラ2009

10月31日から11月3日までサイエンスアゴラ2009が行われました。日本中からサイエンスコミュニケーションに携わる人たちが集まる「お祭り」です。科学を伝える活動、科学と社会を結ぶ活動が、多種多様に広がっていることを実感できます。今回オフィスマキナでは、初日のオープニングイベントや、最終日の総括セッションなど、本部企画の一部をお手伝いさせていただきました。

実は、起業して最初のお仕事が、このサイエンスアゴラ初年度の企画補助でした。このイベントの面白いところは、とにかく色々な人たちに出逢えること。そして、個人でやっている草の根の取り組みも、国から大きな予算が出ているプロジェクトも、当たり前のように同列に並んで展示しているところが大好きです。今回も、若い研究者、大御所の教授、主婦の実験ボランティア、学校の先生、芸術家…etc、素敵な方々にお会いすることができました。

舞台袖から眺めていて、特に印象に残ったのは、総括セッションの最後に行われた「星つむぎの歌」の大合唱。この歌の「ふるさと」である山梨県立科学館の取り組みが紹介され、県立科学館を中心に集まった老若男女の合唱団が、手話付きで歌ってくださいました。「立ちましょうか」というアゴラ実行委員長の一言に、会場が総立ちとなり、みんなでひとつの歌を共有することができました。(
youtubeにその様子がアップされています

2009-11-02

バラード八王子今昔

オフィスマキナ主催コンサートでもおなじみのソプラノ・山口佳子さん。1日、山口さんの地元・八王子で、彼女のリサイタルが行なわれました。私は、司会としてお手伝いさせていただきました。 「多摩織」(八王子の伝統工芸品)の美しいお着物で登場した山口さん。満席のお客様の前で、まずは日本歌曲を披露。
前半のメインは、今回のために、仙道作三先生が新しく作曲された組曲「バラード八王子今昔」。八王子の文化、歴史、自然が、時代順に綴られた作品です。私は曲間の朗読をさせていただきました。仙道先生は、私にも情熱をこめてご指導くださいました。

いつも軽口の司会ばかりしていますが、今回は日本語の美しさを改めて感じ、言葉を歌のように語る難しさを感じました。 貴重な勉強の機会を与えていただいて、本当に感謝でした。